(参考資料)
CRYPTREC (CRYPTography Research & Evaluation Committee)
「暗号技術評価委員会」は、下記の暗号技術の評価を推進するために組織されている。
平成12年6月に実施した暗号技術公募に48件の応募があり、現在スクリーニング評価中で、10月からは、詳細評価を開始予定である。
暗号技術の評価事業の背景及び目的
平成15年度(2003年度)を目途としてその基盤を構築することとされている電子政府において、セキュリティの共通基盤の確保は重要な課題とされている。
なかでも、暗号技術は、電子化された情報の秘匿性及び非改竄性の確保のほか、電子認証を実現する技術であり、電子政府のセキュリティ確保のための重要な基盤的技術である。
このように重要な暗号技術について、現在国内では、電子政府における適切な暗号利用をはかるための、政府における利用方針の策定の必要性が指摘されている状況にある。
本事業の目的は、このような状況を踏まえ、我が国電子政府システムに適用可能な暗号技術であって、公募を通じて応募のあったものについて、技術的・専門的見地から評価し、安全性、実装性等の特徴を分析・整理したリストを作成することである。
- 我が国最高水準の暗号専門家で構成される「暗号技術評価委員会」を組織し、
暗号技術について評価を実施する。
- 評価対象となる暗号方式は、公開鍵暗号、共通鍵暗号、ハッシュ関数、及び疑似乱数生成とする。
- 評価はスクリーニング評価と詳細評価の2段階で行い、
詳細評価はスクリーニング評価を通過したもののみを対象とする。
- 評価結果を含む報告書は公平性、透明性の確保に留意しながら「暗号技術評価委員会」でまとめ、
情報処理振興事業協会のホームページで公開する。
なお、本事業は通商産業省の委託により実施するものである。
情報通信における個人情報や企業機密等の安全性の確保を目的に、情報通信セキュリティ技
術の研究開発をテーマに活動している。
研究開発内容は次の通りである。
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- 暗号・認証方式の評価技術に関する研究
- 各種暗号方式及び認証方式の調査、各種解読方法に対するそれら暗号方式等の強度評価
- 暗号強化のための解読方法の改良や新解読方法の研究
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- 暗号・認証方式の強化方法に関する研究
- 研究した強度評価に基づく、暗号方式及び認証方式の強化方法の研究
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- 高度安全アクセス技術に関する研究
- ネットワークで使用する重要な情報の漏洩、改ざんを未然に防止する技術の研究
- JTC 1(Joint Technical Committee 1):
- ISO(国際標準化機構)とIEC(国際電気標準会議)が合同で設立した
情報技術を扱う技術委員会。
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- SC 27(Sub-committee 27):
- JTC
1の中でセキュリティ技術を扱う27番目に設立された小委員会である。
WG 2は、3つあるワーキング・グループのひとつで、「セキュリティ技術と機構(メカニズム)」のワーキング・グループであり、主に暗号技術を扱っている。
Last update: 2000-09-27 11:47:43
Cryptography Symposium
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