2000年4月の被害届出一覧
2000年5月19日
情報処理振興事業協会
項目 届出概要 被害内容 対策・注意事項
侵入1 侵入及びspamメール中継
  • spamメールの受信者からの連絡で調査して判明
  • proxyに侵入を受けてspamメールを中継された
  • send mailを遮断して対処
  • 侵入
  • sendmailの起動
  • spamメールの中継(発信)
  • ポートのスキャンに関しては、以下を参照

  • http://www.jpcert.or.jp/at/199x/98-0004-01.txt
     
     
  • ポートへのアクセスと侵入に対しては、
    • 不必要なポート及びサービスの閉鎖
    • セキュリティホールの確認と閉鎖
    • こまめなログの確認
    • ファイアウォール等の導入の際には適切な設定を実施。外部からのアクセスが一般向けに許可されていないかどうか特に確認等により対処する

     
  • CGIのセキュリティホールに関しては、下記など参照

  • 「特定の脆弱性が指摘されている CGI プログラム 」
     
     

    ※:
    組織内のある機器へ侵入した場合、そこからさらに組織内外の別の機器へ侵入を計ることが予測される。組織内LANにおいては他の機器のユーザに対する認証機能を回避するような設定を行う場合があるが、その運用には十分注意が必要である。

侵入2 侵入
  • 管理者IDの不正使用があり調査して判明。
  • 管理者IDのパスワードを盗まれた
  • すべてのアカウントのパスワードを変更
  • 侵入
  • 他の障害への対処の遅延
侵入3 侵入
  • 不正なアカウントを発見し調査して判明
  • CGIのバッファオーバーフローのセキュリティホールを利用して侵入、システムを改竄した模様
  • Webサーバソフトウェアのバージョンアップ、不要なCGIの削除、パスワード変更により対処
  • 侵入
  • システムファイルの改ざん、ツール追加(インストール)、アカウントの追加等が行われていた
侵入4 侵入&spamメール送信(中継)
  • 外部よりの連絡にて判明
  • RAS経由で侵入し、メール中継を行った模様
  • 設定変更などで対処
  • 侵入
  • spamメール中継
侵入5 侵入・踏み台
  • 外部より連絡があり調査を実施して判明
  • 侵入経路等は特定できなかった
  • システムを再インストールして対処
  • ログにより判明
  • 侵入された
  • 踏み台にされた
スキャン等 アクセス形跡(月次)
  • ログ調査にて判明
  • ネットワーク内のマシンに順次アクセスの形跡
  • マシン等への実害はなし
メール中継1 spamメール中継
  • ログが非常に大きくなったため調査して判明
  • ポートへのアクセス形跡もあった
  • 実際にメール中継を行われた
  • 破壊壊的な実被害はなし
  • メール中継に関してはメールサーバソフトウェアにより対応は異なる。
  • 下記に、関連情報のリンク等があるので参照されたい。

  • 「spamメール中継対策」
メール中継2 spamメール中継
  • 外部からのクレームメールにより調査し判明
  • endmailのバージョンが古く設定も徹底せず
  • 一旦停止後、バージョンアップ等で対応
  • ファイアウォールの設定等も検討中
  • 実際にメール中継を行われた
メール
アドレス詐称1
メールアドレス詐称しspam送付
  • エラーリターンメールで判明
  • 苦情メールも届いている
  • マシンへの実害はなし
  • 技術的に利用されてしまうことを防ぐのは困難。
  • 事後処理としては、
    • エラーリターンメールの状況によりフィルタリングや、宛先アドレスの作成等を実施。
  • 状況によって下記の技術面以外の対処も検討
    • Webページ等でのドメイン詐称が行われた旨の情報公開
    • 警察への届出
    も考慮。
メール
アドレス詐称2
メールアドレス詐称しspam送付
  • 苦情メール、エラーリターンメールで判明
  • マシンへの実害はなし
  • アクセス形跡(ポートへのスキャン)あり
メール
アドレス詐称3
メールアドレス詐称しspam送付
  • 苦情メール、エラーリターンメールで判明
  • メールサーバマシンの処理遅延
メール
アドレス詐称4
メールアドレス詐称しspam送付
  • エラーリターンメールで判明
  • 苦情・問い合わせのメールも来ている
  • サーバ・ネットワーク資源消費
  • メール送受信が停滞

問い合わせ先:
 IPA(情報処理振興事業協会)セキュリティセンター不正アクセス対策室
 電話:03-5978-7508 ファクシミリ:03-5978-7518 e-mail: isec-info@ipa.go.jp