9.7 ウイルス対策 |
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最近のウイルスは非常に悪質なものが増えています。知らない間に自分がウイルスの感染源になっていることも少なくありません。
利用しているパソコンがウイルスに感染していると、リモートアクセス経由で社内ネットワークにウイルスを感染させてしまうことがあり得ます。
社内ネットワークにおいてゲートウェイ型のウイルス対策ソフトを用いている組織も増えてきましたが、リモートアクセス環境では、このようなウイルス対策ソフトを経由せず、直接メールサーバーにアクセスできてしまう構成になっている場合もあります。このような場合、ウイルス対策ソフトは十分機能しません。
また、ウイルスの感染経路はメールだけではありません。最近では、”Nimda”に代表されるシステムの脆弱性を悪用したウイルスも出てきています。
”Nimda”はメールにウイルスを添付して送付するのではなく、マイクロソフト社の Internet Information Server (IIS) のセキュリティホールを攻撃して感染を拡げます。
本来、このようなセキュリティホールへの攻撃はファイアウォールで保護され、社内ネットワークが感染することは無いものと考えがちですが、実際はファイアウォールで十分に対策を施している組織の内部ネットワークでも感染がありました。
これは、リモートアクセス経由による感染や、既に感染しているノートパソコンを社内ネットワークに接続したため感染したと考えられます。
メールは注意しているから大丈夫などと過信は禁物です。ワクチンソフトを導入するなどして十分な対策を施すようにすべきです。
特に、ノートパソコンは持ち運びが容易であるため、様々なネットワークに接続する機会があります。対策を怠ると、自身が感染するだけでなく、自分が感染源となることもあり得ますので、危険性を認識して、十分な対策を取るようにしましょう。
ウイルス対策には、ワクチンソフトが有効ですがウイルス定義ファイルや駆除プログラムを定期的に更新していなければ、新しいウイルスに対処することはできません。最近のワクチンソフトは自動更新されるものも多くなっていますが、ダイヤルアップで利用しているようなケースでは、ユーザ自ら更新作業を行う必要があります。
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