9.5 システムアップデートの確認 |
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リモートアクセスに用いられる端末は、自宅にある個人所有のパソコンや、会社支給のノートパソコンなど、利用者が管理することが一般的です。このような場合、コンピュータを管理するための情報や指導は十分でなく、利用者自身が積極的に情報を収集し、コンピュータを安全な状態に保っていく必要があります。
一般にセキュリティに関する情報などは、コンピュータに詳しくない利用者にとって内容が難しく、なかなか理解しにくいものであると思います。しかしながら、わからないからと言って何もしなくていいわけではありません。リモートアクセスを行い、社内ネットワークにアクセスする以上、自宅のパソコンであろうと、利用するコンピュータは社内ネットワークシステムの一部となります。
もし、自宅のパソコンがウイルスに感染してしまっていたらどうでしょう?リモートアクセス経由で社内システムにウイルスを持ち込んでしまうかもしれません。
もし、自宅のパソコンがクラッカーに侵入されたらどうでしょう?リモートアクセスによってアクセスしたデータや情報を見られてしまうかもしれません。場合によっては、自宅のパソコンを踏み台にして社内ネットワークに侵入されてしまうかもしれません。
利用者は、これらの危険性を認識し、利用するコンピュータについてシステムを最新に保つよう努めるべきです。
OSを最新に保つ
OSのアップデートは重要です。発売後に判明したセキュリティホールへの対策や、バグ(不具合)の修正が施されます。
メーカーのホームページを定期的に見るなどして、最新の情報を得るようにしましょう。また、Windows の「Windows Update」などアップデートを支援するツールを活用するとよいでしょう。 アプリケーションを最新に保つ
Webブラウザやメールソフトなど、ネットワーク関連のアプリケーションのアップデートも重要です。これらのアプリケーションのバグなどを利用し、不正に悪意あるプログラムを実行させられる場合があります。
使用するソフトのサポートホームページなどを定期的に参照するなどして最新の状態を保つようにしましょう。 ネットワーク機器のソフトウェアを最新に保つ
ルータやモデムもソフトウェアがインストールされています。これらの機器に問題があったとしても、パソコンとは異なり直接的な影響は少ないように考えられがちです。しかし、ルータなどでアクセス制御を実行し、パソコンを保護しているような時には影響のある場合があります。
ただし、このようなネットワーク機器のソフトウェアを更新するには特別な手順が必要になる場合が多く、また、アップデートが失敗した場合、ネットワーク機器が動作しなくなることがありますので、十分注意が必要です。メーカーのサポートホームページをよく読んで、十分理解した上で作業した方がよいでしょう。
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