8.4   ハードウエア・ソフトウェア管理

    8.4.1端末の管理

  端末の管理としては、OSやアプリケーションソフトウェアのバージョン、メモリやディスク等のハードウェアリソースの利用状況を管理する必要があります。また、どんな周辺機器が接続されているかを把握しておくことも重要です。これらの管理をインベントリ管理と呼びます。



  8.4.2接続通信機器の管理

図:8.4.2 接続通信機器の管理

  通信機器やネットワーク全体の管理については以下の視点を念頭に管理を行う必要があります。
  • ネットワークは必ず変更が発生する。
    現状の構成を把握することはもちろんのこと、変更履歴をデータベース化することでネットワークの見直しや拡張計画に反映することが可能になります。
  • ネットワークの障害は必ず発生する。
    障害の切り分けを速やかに行い、ユーザのクレーム頻度を最小化する工夫が必要です。ネットワークの障害原因は複雑化しており、過去の障害情報やその対処方法をデータベース化することなども対処方法の一つとなります。
  • ネットワークは年々高速化し、その利用形態も拡大する。
    構築時にはある程度のトラフィック増加を考慮したものの、すぐに容量不足になるのがネットワークの特徴です。
  • 利用者が増大するほど、不正利用が増える。
    ネットワークやリモートアクセスの利用が一般化することでその利便性は大きくなりますが、その反面不正利用者が増える傾向にあります。利便性を損なうことなくセキュリティを強化するために必要な機能をシステムに盛り込んで行くことが重要です。



  8.4.3セキュリティシステムのアップデートとの統一認証


  認証システムやウイルス対策ソフトは、全ての端末でバージョンが統一されなおかつ最新のものがインストールされている必要があります。
  増大するユーザ端末の管理を容易に行うには、デスクトップ管理ツールやリモートコントロールシステムなどを導入し、ソフトウェアのバージョンアップを自動的に行う仕組みを作ることも必要です。

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