6.12   ウイルス対策

    6.12.1ワクチンソフトの導入

図:6.12.1ワクチンソフトの導入
ウイルス対策
  コンピュータウイルスも非常に恐いものです。一度感染すると、企業の生産活動に多大な損害を与えてしまいます。コンピュータウイルスの感染ルートは、以前はフロッピーディスクの受け渡しなどが多かったのですが、最近は、ネットワーク経由、主にインターネットを介したものが多くなりました。例えば、電子メールに添付され送られるもの、フリーウエア、シェアウエアにコンピュータウイルスを忍ばせておき、感染させるものなどです。
  コンピュータウイルスは、それ自体がコンピュータプログラムであるため、一般の人には駆除などの対処は難しいと言えます。そこで、ワクチンソフトと呼ばれる、ウイルス対策用のプログラムを利用して対処するのが、最善の方法といえます。
  この他にも下記のような個人の対策で、感染率をかなり押さえることができます。

誰から来たかわからない電子メールはただちに削除する
  誰から来たのかわからない電子メールは、読まずにただちに削除します。特に添付ファイルが付いているもので、うっかりその添付ファイルを実行してしまって、ウイルスに感染するケースもあります。

ソフトウェアのダウンロードは、安心できるサイトから
  インターネットには、さまざまなソフトウェアが存在し、それをダウンロードして使うことで、作業の効率化が図れ、非常に便利です。しかし、このソフトウェアがコンピュータウイルスに感染していることもあります。ファイルをダウンロードするときには、安心できるサイトからに限定することです。そして、念のために、実行させる前にワクチンソフトでチェックしてから使いましょう。



  6.12.2ワクチンソフトの運用上の留意点

図:6.12.2ワクチンソフトの運用上の留意点

  ウイルスの感染経路は多様化しているため、全てのパソコンにワクチンソフトが導入されている必要があります。また、このワクチンソフトは、ウイルス定義ファイルによって、ウイルスか、正常なプログラムやファイルかを判定しているため、新しいウイルスに対応したウイルス定義ファイルや駆除のためのプログラムを定期的に更新しなればなりません。
  パソコン台数が多い大規模なネットワークでは、個々のパソコン毎にワクチンソフトを導入・保守するのは大きな手間がかかります。このような場合に有効なのがワクチンソフト管理ツールです。管理ツールをインストールした管理者用パソコンから、企業ネットワーク全体に渡ってワクチンソフトやウイルス定義ファイルを定期的に配布、保守、更新できるようになります。
  ワクチンソフト管理ツールは、クライアントパソコンにインストールしたワクチンソフトを介して各種の処理を実行できます。

最初へ



Copyright ©  2002 Information-technology Promotion Agency, Japan. All rights reserved.