第6章

リモートアクセスの
セキュリティ対策技術


6.1   ダイヤルイン権限とアクセス制御

図:6.1ダイヤルイン権限とアクセス制御

ダイヤルイン権限
  WindowsNTやWindows2000サーバーでは、各ユーザ(ユーザアカウント)ごとに、ダイヤルアップによるネットワークへの接続を許可するかしないかの設定をすることができます。
これをダイヤルイン権限といいます。ダイヤルイン権限を与えられていないユーザは、接続の電話番号を知っていたとしても、ネットワークに接続することはできません。
  さらに、 各リソース(ファイル)ごとにアクセス権限を付加することができます。ダイヤルイン権限が与えられてもネットワークへ接続が許可されただけで、共有リソースを使えるということではありません。共有リソースを使うためには、そのリソースへのアクセス権限が与えられていなければなりません。
  各ユーザには、あるリソース(ファイル)に対して、読み出し可能・書込み可能などのアクセス権を付加する事ができます。これらの権限は、ユーザの区分(ファイルの所有者、システム管理者、特定グループのメンバー、一時的ユーザ、まったく無関係な外部の人間など)に分けて与えるのが一般的です。
  このようにいくつかのセキュリティ機能を組み合わせて使うことによって、より高い次元で不正なアクセスから社内のデータを守ることができるだけでなく、円滑なシステム運用が可能となります。

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