4.6   DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)

  4.6.1 DHCPとは

図:4.6.1 DHCPとは

DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol:RFC2132)
  DHCPは、ホストのIPアドレス、サブネットマスク、デフォルトルーターなどのネットワーク設定情報を自動的に割り振るためのプロトコルです。
  設定情報を管理、配布するサーバーと、情報を取得し自動設定を行うクライアントから構成されます。
  ポートは、UDPポートの67番(サーバー)と68番(クライアント)を使用します。 IPアドレスは期限付きで貸し出す(リースする)ことも可能です。



  4.6.2 DHCP動作原理

図:4.6.2 DHCP動作原理

  DHCPサーバーとクライアントの通信は通常、ブロードキャストによって行われます。DHCPの動作原理は以下の通りです。
  1. クライアントの起動時にDHCPサーバーにネットワークの設定送信の要求を行う。
  2. サーバーは、クライアントのリクエストに応じた情報を返信する。
  3. サーバーが複数存在する場合、クライアントは一つを選択する。
  4. クライアントはサーバーに設定情報を使用することを通知する。
  5. サーバーは使用許可を通知する。



  4.6.3リモートアクセスにおけるDHCPの問題点

  リモートアクセスでDHCPを利用する場合、ネットワークの構成情報がわからなくてもユーザーアカウントとパスワードが手にはいれば、自動的にネットワークに接続することが可能になります。
  IPアドレスを使いまわして節約できることと、接続ユーザーが面倒な設定をしなくてよいため、ユーザーにとっての利便性は高くなりますが、反面、ネットワークの構成がわからなくても接続できてしまうため、セキュリティ面の低下は否めません。

最初へ



Copyright ©  2002 Information-technology Promotion Agency, Japan. All rights reserved.