2.5   リモートアクセスの動作原理

図:2.5.1リモートアクセスの動作原理

  リモートアクセスはどのような手順で行われ動作するのでしょうか。ここではWindows2000のRAS(リモートアクセスサービス)を例にとって概略を説明します。
  1. クライアントマシンがダイヤルアップ接続によりRASサーバーに接続要求を出します。
  2. 物理的な接続が確立されるとRASサーバーは、クライアントマシンとの間のデータフレームの転送方式を決定します。フレーム転送方式の決定プロセスではモデムの速度や圧縮の有無等が決まります。
  3. RASサーバーは認証プロトコルを使ってクライアントの認証を行います。どの認証プロトコルを使うかはサービスをインストールする際に決定されます。
  4. クライアントが使用している通信プロトコル(TCP/IP、NetBEUIなど)でデータの転送が行えるようRASサーバーを構成します。
  5. 実データの転送が開始されます。
  Windows2000では、RASはシステムサービスの一環として提供されています。したがって他のサービスと同じようにクライアントが、RASサービスを要求してネットワークに接続するとイベントが発生し、イベントログに記録されます。RASサービスの状態は、イベントビューアによってチェックすることができます。

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