最終更新日 2013年 3月 5日
極めて小さなプログラムで、感染、潜伏、発病といった機能を有し、生物界のウイルスにその挙動、機能が酷似していることからコンピュータウイルスと名付けられています。
詳しくは IPA の ウェブページに掲載されている、「コンピュータウイルス対策基準」(http://www.ipa.go.jp/security/antivirus/kijun952.html)の"2.用語の定義"を参照して下さい。
トロイの木馬とは、便利なソフトウェアに見せかけて、パソコン内に侵入して利用者に被害を与える不正なプログラムの総称です。
感染機能は持っていませんので感染増殖することはありませんが、パソコン内に侵入すると、トロイの木馬の内部に隠していたウイルスをパソコンに組み込んだり、パソコン内部の秘密のファイルをインターネット上に送信してしまったり、ファイルやディスク内容を破壊するなど、さまざまな被害に遭う可能性があります。
感染増殖はしないので、トロイの木馬の種類によってはウイルス対策ソフトが検知しない場合もあります。
スパイウェアとは、利用者や管理者の意図に反してコンピュータにインストールされ、利用者の個人情報やアクセス履歴などの情報を収集する不正なプログラムの総称です。
スパイウェアも、感染機能は持っていませんので感染増殖することはありません。
セキュリティホール(OSやソフトウェアなどに潜むセキュリティ上の弱点のことで脆弱性とも言います)を有したままパソコンを使用していると、ネットワークに接続しただけで感染する場合があります。これは、ネットワーク感染型ウイルスによるものです。
例えば、W32/Sasser(http://www.ipa.go.jp/security/topics/newvirus/sasser.html) の場合は、Microsoftの MS04-011 のセキュリティホールを攻略することにより感染します。また、W32/MSBlaster(http://www.ipa.go.jp/security/topics/newvirus/msblaster.html)の場合は、Microsoftの MS03-026 のセキュリティホールを攻略することにより感染します。
この事象は、外部との通信を行う機能にセキュリティホールがあることが原因で起こります。
ウイルス対策ソフトだけ入れていても、セキュリティ対策は十分とは言えません。
ウイルス対策ソフトを導入するとともに、以下の項目を実施することで、より強固なセキュリティ対策となります。
ウイルス対策ソフトでは検知出来ないスパイウェアも多数存在します。
また、ファイアウォールもしくはスパイウェア検知ソフトであっても、侵入を検知出来ないものもあります。
こうしたプログラムを勝手に送り込まれないようにするには、ウイルス対策ソフトやスパイウェア対策ソフト/ファイアウォールをインストールするだけでなく、
次のような場合が考えられます。
UNIXやLinuxであっても、数は少なくてもウイルスが存在する限り、ウイルス対策は必要と考えます。
ただ、サーバマシンとしての用途であり、クライアントマシンのようにWebサイトを閲覧したりメールを送受信したりするのでなければ、まずはウイルス対策ソフトを最新の状態で使用する、脆弱性を出来る限り解消する、を最低限行いましょう。
Windowsと同じ様に、OSや各種サービスプログラムのアップデートを欠かさず実施する(脆弱性を解消する)ことも重要です。
現状、セキュリティ対策については残念ながら「完璧」は有り得ない、ということを申し上げておきます。技術的対策だけではなく、ユーザ自身の行動や心構え、心掛けが最も重要になりつつあります。
下記サイトを参考に、ウイルス感染の被害に遭わないための対策や心掛けを認識しておきましょう。
見知らぬ差出人からのメールの本文に書かれているURLリンクや、不特定多数の人間が書き込みをするウェブサイト上の掲示板の投稿文内に書かれているURLなどのリンク先ページには、ブラウザクラッシャや、Webブラウザの脆弱性を突くための悪質なJavaScriptコードが埋め込まれていることがあります。
こうしたJavaScript自体がウイルスの場合があり、そのページを閲覧しただけでウイルスプログラムが実行されてしまいます。こうしたウイルスにより、他のウイルスを勝手にダウンロードさせられたり、ということが起きる可能性があります。
現状でも、ウイルス対策ソフトを最新の状態にしたとしても、トロイの木馬やスパイウェアなどの不正プログラムは見つからないことがあります。よって、ウイルス対策ソフトを過信せず、信頼出来ないURLリンクなどは、興味本位でクリックしたりしないことをお勧めします。
怪しいURLリンクはクリックしないに越したことはありませんが、普段からの下記に示すセキュリティ対策をしておけば、大概の場合は防げると思われます。
Macパソコンをお使いの利用者も、Windowsパソコンをお使いの利用者と同様にウイルス・不正アクセス対策の基本を理解し、適切な対策を施すことが重要です。
Macパソコンのウイルス対策については、以下のことが挙げられます。
ウイルスや不正アクセスの攻撃対象となるのは、『利用者の多い環境』です。
つまり、『Windowsが悪い』のではなくて、たまたまWindowsが『広く使われている』から、攻撃の対象となるのです。
よって、Macが『広く使われる』ようになれば、当然攻撃の対象となるのです。また、『広く使われる』ようになれば、ユーザの裾野も広くなり、セキュリティ対策に関しての初心者も増加することになりますから、被害が減る理由にはなりません。
また、たとえ Mac/UNIX と言えど、脆弱性は存在します。
従いまして、Windowsを排除しMacに置き換えたとしても、ほんの一時的な対策にはなるかも知れませんが、恒久的な対策にはなり得ません。
お使いのパソコンに、ウイルス対策ソフトウェアはインストールされているでしょうか。
一度、ウイルス検索エンジンおよびウイルスパターンファイル(定義ファイル)を最新の状態にして、ウイルスチェックすることをお勧めします。
Macパソコン用のウイルス対策ソフトについては、少なくても次のものはあるようです。
現在まで、BIOSを破壊するウイルスは存在していますが、BIOSに入り込んで動作するウイルスは存在しないと言えます。
マザーボードが発する「Virus Warning」は、その時点で起動しているシステムが、ハードディスク上のパーティションテーブルやブートセクタが書き換えようとしている時に、警告として出るものです。つまり、BIOSがウイルス感染している訳ではありません。
ちなみにLinuxなどのOSでは、BIOSのウイルス警告機能と互換がありませんので、警告が多発したりします。
まずはマザーボードのBIOSを工場出荷時の状態に戻すことで、問題の切り分けをするしかないと思われます。
BIOSに問題があると、ご自身で上書きすること自体が拒否されている可能性もあるため、一時、メーカに送ってROM交換などの処置をしてみるべきです。
さらに、パソコン本体は必要最小限の構成にして購入時の状態に初期化し、しばらく様子を見てください。
もし自作パソコンであれば、グラフィックカードなどのハードウェアの相性が悪い場合もありますので、それぞれハードウェアのメーカの情報を調べてみてください。他の部品に換えてみて、トラブルシューティングするのも、一つの手です。
たとえインターネットに接続していなくても、セキュリティ上、問題が生じる場合があります。
ハブやスイッチなどを介して複数台のパソコンを接続してLANを構成している場合は、ネットワーク感染型のウイルスに感染したパソコンが接続された場合に、他のパソコンにウイルスが感染する恐れがあります。