これまでの活動内容報告書・成果物実績「ITコーディネータが見た中小企業等におけるクラウドサービス利用上の課題・導入実態」調査報告書の公開

本文を印刷する

「ITコーディネータが見た中小企業等におけるクラウドサービス利用上の課題・導入実態」調査報告書の公開

2013年3月28日公開
独立行政法人情報処理推進機構
技術本部 ソフトウェア・エンジニアリング・センター

概要

  東日本大震災発生後、WEBサービス等の迅速な復旧・提供に大きく貢献したクラウドサービス(*1)は、震災発生から2年を迎えた今もなお急速な広がりを見せています。これまでメールやグループウェアなど限られた範囲での活用が多く見られていたクラウドサービスは、いまやデータ保管・共有や様々なアプリケーションの利用など、その利用範囲や機能を拡大しています。

  特定非営利活動法人ITコーディネータ協会(http://www.itc.or.jp)と独立行政法人情報処理推進機構 技術本部 ソフトウェア・エンジニアリング・センター(IPA/SEC)は、2010年度から共同でITコーディネータに対して担当する地域・中小企業におけるクラウドサービスの導入・利用上の課題に関する調査を行っております。

  本調査は、クラウドコンピューティングの普及・導入における問題や阻害する要因を抽出することを目的としており、2012年度においては、セキュリティトラブル事故における課題なども重要視し、「リスク回避」に関する設問や「【セキュリティ】外部のサービス事業者に任せることへの不安」に関する項目を追加し、合計43項目のアンケート調査を実施しました。

  このたび、約1,000名のITコーディネータから得られた調査結果を報告書として取りまとめ公開いたします。

  調査結果からは、クラウドサービスの認知度向上が見られる一方、今まで企業に求められてきたクラウドサービスが「低価格」「短期導入」を優先していたのに対し近年の企業から業務への利用拡大に伴い、「セキュリティ対策」や「データ保護」などの点がより重要視されるようになり、クラウドサービスに求められるものにも変化が出てきています。また企業の基幹業務などもクラウド化が進んだことで、クラウドサービスを導入する時間が長期化しているなど慎重に取り組む姿勢が見て取れます。

   ITコーディネータ協会とIPA/SECは、サービス事業者や公的機関が中小企業等におけるクラウドサービスの利用促進を図る活動に今後も取組んでいきます。


脚注

(*1) ネットワークを通じて情報処理サービスを必要に応じて提供、利用する形の情報処理の仕組み。

ダウンロード

報告書・成果物実績