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ソフトウェア高信頼化

「STAMP手法に関する調査報告書」を公開

2015年9月18日公開
独立行政法人情報処理推進機構
技術本部 ソフトウェア高信頼化センター

概要

  近年のコンピューターシステムは、ネットワークなどを通じて異なる機器やシステムどうしが繋がるようになり、ますます大規模・複雑化しています。それにともなって人とシステム、あるいはシステムどうしの間の複合原因による障害が増加し、システム単体ではなく「異なるものどうしが繋がったシステム全体」での障害対策が求められるようになってきました。そのようなシステムにおける安全性解析に関する新しい手法として、システム理論に基づく事故モデルであるSTAMPが注目されています。
  STAMPは、米国でマサチューセッツ工科大学(MIT)のNancy Leveson教授を中心に約20年前から研究が進められており、人とシステム、あるいはシステムどうしといったコンポーネント(人やシステムといったシステム全体の構成要素)間の相互作用に着目して安全評価するという特徴があります。これにより、従来の手法では対応が難しかった「システム全体」の安全評価が可能となり、複雑なシステム間の相互作用に起因する障害に対応することができると期待されています。
  日本でも、我が国のソフトウェア開発事情に則したSTAMPの活用方法の検討や適用が試行されています。IPA/SECではSTAMPに着目し、その有効性・活用方法を検討するとともに日本における活用方法の確立と普及展開を目指して活動しており、その一環として、STAMP手法に関する調査報告書を公開いたします。

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