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ソフトウェア高信頼化

「ソフトウェア開発の取引構造(サプライチェーン)の実態に関わる課題の調査報告書」を公開

2014年7月25日公開
独立行政法人情報処理推進機構
技術本部 ソフトウェア高信頼化センター

概要

  今日、ソフトウェアが組み込まれた製品・システムは、日常生活に無くてはならないものとなっています。またその重要性が増すにつれ、不具合に起因する故障やセキュリティ上の危険を防止することが必要になってきています。
  一方、ソフトウェア及びシステムの多機能化/高度化に伴い、全てのソフトウェアを単独で開発することは難しくなってきており、ソフトウェア開発における取引構造(以下、サプライチェーン)が多様化してきていますが、それと共に、品質の担保やセキュリティ上の危険回避に関する様々な課題が発生しています。また、事業者の想定とは異なる新たな利用形態、異なる動作環境、さらには製品・サービスのネットワークを介しての接続で、当初は想定していない障害が生じる可能性があり、利用者の安全・安心に関わる信頼性の確保が今後の重要な課題となります。

  IPA/SECでは、製品・サービスがネットワークを介して接続されて構成される形態や出荷された製品・サービスを利用者が組み合わせて利用する形態も1つのサプライチェーンとしてとらえ、多様化するサプライチェーンにより引き起こされる課題を明確化すべく調査を行いました。

  本調査を進めることによって、「ソフトウェア開発の水平分業化への変化」、「供給部品のソフトウェア仕様決定者の変化」、「製品・サービスをユーザが組み合わせて利用する形態への変化」の大きく3つのサプライチェーンの変化が見えてきました。これらの観点で、従来型産業分野のサプライチェーンとその課題を明確化し、対策と効果を把握すると共に、新たな産業分野のサプライチェーンを推定し、起こりうる課題を抽出することにより、それぞれの産業分野でソフトウェアの信頼性の見える化のために取り組むべきことを明確化し、報告書として取りまとめました。

  今後もIPA/SECでは、今回の調査結果で明らかとなった課題とその対策をベースに、ソフトウェアの信頼性の見える化を更に推進していきます。

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