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ソフトウェア高信頼化

「海外におけるIT障害の影響及び対応策に関する事例調査」報告書を公開

~重要インフラ分野における海外障害事例と各国の政府機関等の対応状況~

2013年4月30日公開
独立行政法人情報処理推進機構
技術本部 ソフトウェア・エンジニアリング・センター

概要

  IPA/SECでは、情報システムの信頼性向上に向けたソフトウェアエンジニアリングを推進する取組みを実施しています。その一環として、過去に発生したIT障害事例の収集・分析を行い、障害対策等への取組み強化と、より高信頼なシステムの構築・運用の推進を目指しています。

  今回、国内に比べ事例の不足している海外におけるIT障害事例の拡充を図るため、「海外におけるIT障害の影響及び対応策に関する事例調査」を実施し、2000年以降に発生した海外のIT障害事例に対し、障害の概要、原因、事業者の対策、政府機関等における対応策(障害情報収集・公開・調査方法、法律・規定等の整備状況)等について整理し、299件の障害事例を含む報告書としてとりまとめました。
  障害事例は、情報通信、金融、航空、ガス等の重要インフラ10分野を対象に、米国、欧州、アジア等、10カ国以上の事例の中から、主にソフトウェアの問題を原因とする障害事例を収集し、発生した障害の内容とその原因、行われた対策等についてまとめています。

  本報告書は、政府機関、業界団体等が、IT障害に対する施策(情報収集等の基盤整備や障害発生時の協力体制等)を検討、また、システムの構築・運用を行う事業者、およびユーザ企業が、システム障害リスクに対する被害拡大防止策、未然・再発防止策を検討する上で役立てることができます。

  本調査を通じ、情報システムを利用した製品・サービスの流通がさらに増大することに伴い、ソフトウェアが原因の障害対策を強化するための「ソフトウェア障害固有の情報(開発プロセス等も含む)収集・共有化」といった取組みがより重要となる事を再認識しました。

  以上を踏まえ、IPA/SECでは、重要インフラ分野等におけるシステムの障害事例情報を分析し、それによって得られる教訓を社会で共有する仕組みの構築に向けて取り組んでいく予定です。

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注:当ページのコンテンツはPDF形式での提供となっております。