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ソフトウェア高信頼化

[SECメルマガ]2016.12.28第126号

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┏ SECメルマガ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ ☆ 第126号 2016.12.28 ☆                       ┃
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今年一年、SECメルマガをご愛読いただき、ありがとうございました。
新年1月12日には「SEC特別セミナー」を開催致します。この他にも、
セミナー、イベントなどを開催し、多彩な情報を発信してまいります。
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INDEX
【1】コラム
【2】トピックス
【3】セミナー開催のお知らせ
【4】ソフトウェア高信頼化関連イベント情報
【5】SECからのお知らせ
【6】IPAからのお知らせ
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SECメルマガでは、独立行政法人情報処理推進機構 技術本部 ソフトウェア高信頼化
センターを「IPA/SEC」と表記します。

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【1】コラム
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レジリエントヘルスケア
                            SEC 所長 松本 隆明

 今年の4月のメルマガで「レジリエンスエンジニアリングとSafety-II」について本
コラムに書きましたが、レジリエンスエンジニアリングの考え方を医療分野に応用し
ようという動きが加速しつつあります。重要な社会システムの安全性を考えるという
点では、まさに医療システムは人命にかかわる重要インフラシステムであり、電力、
通信、交通などと同様にその安全性の確保は社会生活上極めて重要となります。

レジリエンスエンジニアリングの提唱者である南デンマーク大学のエリック・ホル
ナゲル教授も、医療分野への応用を重視しており、「レジリエントヘルスケア」と名
付けてその展開に力を入れています。日本におけるこの分野の第一人者は、大阪大学
医学部附属病院の中島和江教授という方で、先日お話を伺う機会がありました。

当たり前のことではありますが、医療の現場では医療事故をいかに防ぐかというこ
とが最重要課題となっています。しかしながら、医療分野では、ある定められたやり
方で治療を行えばよいという訳ではなく、同じ病気であっても患者さんによって治療
の仕方は千差万別なため、常に現場の状況に即して治療作業を行わなければならない
という非常に難しい問題があります。このため、言葉は悪いですが、失敗はある特定
の状況下で起こることになるため、そこから学んでもあまり意味はなく、むしろ成功
したケースを積み上げて、なぜ成功したのかを分析して学んだ方がより効果的となり
ます。

また、中島先生が強調されていたのは、成功に学ぶといっても、現場での臨機応変
を助長するということとは違うという点でした。確かに現場での臨機応変な対応も必
要となる場合もありますが、それはあくまでも緊急動作であり、組織や体制、医療チ
ーム編成なども含めてシステム全体でうまくいっている事例に学ぶことが重要である
ということを力説されていました。

著名な経済学者であるハーバード大学のジョン・ケネス・ガルブレイスが「不確実
性の時代」を著したのは今から40年近く前の話ですが、今やITの分野はまさに不確実
性の時代を迎えたと言ってもよいのではないでしょうか。様々なモノやサービスがダ
イナミックに連携するようになり、開発時点ではすべての要件を決めることがますま
す難しくなりつつあります。レジリエンスエンジニアリングの考え方がより一層求め
られる時代になってきたと言えそうです。

こうした背景を受けて、IP/SECでは、来年の1月12日にホルナゲル教授や中島教授
をお迎えして、レジリエンスエンジニアリングに関する特別セミナーを開催する予定
です。詳しくは下記【2】トピックスをご覧ください。

不確実性の時代を乗り切るためのヒントが得られること請け合いですので、ぜひ
ご参加してみてはいかがでしょうか。

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【2】トピックス
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1. 【SEC特別セミナー】
破綻を回避するためのレジリエンスエンジニアリング
 ~安全社会実現へのパラダイムシフト~ ・・・・・・・・・・・・・・・・1/12
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★★★開催迫る★★★
 レジリエンスエンジニアリングが提唱することの一つは、安全を旧来の考え方から
「物事が正しい方向へと向かうことを保証する、すなわち、うまくいっていることか
ら学ぶ」という新たな考え方への変革を促すことです。
提唱者のエリック・ホルナゲル教授をお招きし、レジリエンスエンジニアリングが
様々な産業界で役に立つという視点で紹介していただくとともに、日本の現場でどの
ように根付かせているか実践者からポイントを伺います。

・会期:2017年1月12日(木)13:00~17:30
・会場:東京大学 伊藤国際学術研究センター 地下2階 伊藤謝恩ホール
・主催:IPA/SEC
・共催:有人宇宙システム株式会社
・定員:400名
・参加費:3,000円(税込)
・詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
 http://sec.ipa.go.jp/seminar/20170112.html

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【3】セミナー開催のお知らせ
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1. SEC高信頼化技術セミナー モデルベースシステムズエンジニアリング入門
 ~システムを考えるハンズオンワークショップ~・・・・・・・・・・・・1/13
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大規模、複雑化する様々なシステム開発において、有力な技術としてモデルベース
システムズエンジニアリング(MBSE)が注目されています。
 本セミナーでは、午前の部でシステムズエンジニアリングとMBSEの概要を学び、午
後には実際にチームで演習問題を解きながらハンズオンでシステムズエンジニアリン
グを体感し、モデルベースで考えることへの理解を深めていただきます。
  
・会期:2017年1月13日(金)9:50~17:00
・会場:文京グリーンコートセンターオフィス13階
    独立行政法人情報処理推進機構(IPA)内 会議室
・主催:IPA/SEC
・定員:30名
・参加費:2,000円(税込)
・プログラム詳細の確認とお申し込み方法は、下記Webサイトをご覧ください。
http://sec.ipa.go.jp/seminar/20170113.html

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2. 共通フレーム解説とプロセス改善推進セミナー~ソフトウェア開発プロセスに
 おける組織の課題を見つけて改善するために~・・・・・・・・・・・・・・1/18
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ソフトウェア開発における品質、コスト、納期(QCD)を維持・向上していくため
に、「プロセス改善」が重要です。その推進のためには、まず、ソフトウェアライフ
サイクルプロセス(SLCP)について正しく理解する必要があります。その上で、組織
の実情に応じて適切な手法を用いながら、自組織のプロセスを評価し、課題を明らか
にし、その解決を図っていくことになります。
 本セミナーでは、これらについて解説します。
  
・会期:2017年1月18日(水)13:50~18:10
・会場:文京グリーンコートセンターオフィス13階
    独立行政法人情報処理推進機構(IPA)内 会議室
・主催:IPA/SEC
・共催:一般社団法人情報サービス産業協会(JISA)
・定員:60名
・参加費:2,000円(税込)
・プログラム詳細の確認とお申し込み方法は、下記Webサイトをご覧ください。
http://sec.ipa.go.jp/seminar/20170118.html

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【4】ソフトウェア高信頼化関連イベント情報
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1.「ソフトウェアジャパン2017」
 ~データとAIが作り出す新たな価値~・・・・・・・・・・・・・・・・・・2/3
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近年注目を浴びているビッグデータやAIの実応用に焦点をあて、ビッグデータやAI
が社会の中でどのような新たな価値創造を行いつつあるのかをみていきます。
基調講演では、東京大学の須藤修先生に「AIネットワーク化の影響とリスク」につ
いてご講演いただきます。皆様のお越しをお待ちしております。

・会期:2017年2月3日(金)9:30-18:45 [18:50-20:25 情報交換会]
・会場:学術総合センター・一橋記念講堂
・主催:一般社団法人情報処理推進協会
・詳細は下記Webサイトをご覧ください。
 http://www.ipsj.or.jp/event/sj/sj2017/index.html

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2.「ソフトウェアテストシンポジウム2017東京(JaSST'17 Tokyo)」・・・・2/3~4
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 ソフトウェアテストシンポジウム東京(JaSST東京)は、国内最大のソフトウェアテ
ストに関するシンポジウムです。2016年3月に開催した際は、2日でのべ1700人の参
加者に来ていただきました。
 皆様のお越しをお待ちしています。

・会期:2017年2月3日(金)~4日(土)
・会場:日本大学理工学部
・主催:特定非営利活動法人ソフトウェアテスト技術振興協会(ASTER)
    JaSST'17 Tokyo 実行委員会
・詳細は下記Webサイトをご覧ください。
 http://www.jasst.jp/symposium/jasst17tokyo/abstract.html

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3.「ソフトウェア・シンポジウム2017(SS2017)」論文・報告募集
     ・・・・・・日程、下記参照
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 本シンポジウムは、ソフトウェア技術に関わるさまざまな人びと、技術者、研究者
、教育者、学生などが一堂に集い、発表や議論を通じて互いの経験や成果を共有する
ことを目的に、毎年全国各地で開催しています。
 現在、論文・報告、ワーキンググループの提案を募集中です。皆さまからの投稿を
お待ちしております。

・会期:2017年6月7日(水)~6月9日(金)
・会場:宮崎市民プラザ〔宮崎県宮崎市〕
・主催:ソフトウェア技術者協会
・投稿締切:2017年3月3日(金)
 採否通知:2017年4月中旬
 最終原稿締切:2017年5月19日(金)
・SS2017詳細の確認と投稿方法は、下記Webサイトをご覧ください
 http://sea.jp/ss2017/

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4.「派生開発カンファレンス2017」 ・・・・・・・・・・・・・・日程、下記参照
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 派生開発カンファレンスは、派生開発に関わる全ての方々が一堂に会し、現場で役
立つ実践的な技術や経験、ノウハウ、研究成果を発表し情報交換を行う場です。今回
も例年通り、経験論文、経験発表、ポスターの募集を行います。皆様の応募をお待ち
しています。特に関西方面の皆さん奮って応募してください。

・会期:2017年5月26日(金)10:00-18:00
・会場:大阪国際交流センター 小ホール他〔大阪市天王寺区〕
・主催:派生開発推進協議会(AFFORDD)
・発表者募集締切:2017年2月19日(日)24:00
・採否通知   :2017年2月下旬
・公式サイト:http://affordd.jp/about_conference.shtml

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【5】SECからのお知らせ
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1. 利用者登録パスワード変更のご案内
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 IPA/SECのセミナーのお申込み等には会員登録とログインが必要です。
また、パスワードを設定する際には条件を満たしている必要があります。
 既に設定されている方で条件を満たしていない場合には変更が必要となりますので
ご注意ください。
パスワードの条件:大小英字及び数字を含む8文字以上20文字以内(記号も使用可)

こちらのログインページから手続きをお願いいたします。
https://sec.ipa.go.jp/login.html

尚、パスワードをお忘れの方は下記ページよりパスワードを再発行し、仮パスワード
の取得後に変更をお願いいたします。
https://sec.ipa.go.jp/entry/reissue.html
(参考)
「今、パスワードが危ない! チョコっとプラスパスワード あなたは大丈夫?」
http://www.ipa.go.jp/chocotto/pw.html

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2. 報告書公開のお知らせ
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 IPA/SECの事業成果は、下記ウェブページよりご覧いただけます。
 
 《報告書・成果物》
  http://www.ipa.go.jp/sec/reports/index.html

 《事業に関連するお知らせ》
  http://www.ipa.go.jp/sec/info/index.html

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3.「SEC journal 47号」のご紹介
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 所長対談は情報セキュリティ大学院大学の後藤厚宏様です。IoT時代のものづくり
において、新たな時代を迎えた今後の情報セキュリティ対策のあり方や求められる人
材像についてお話を伺いました。
 特集は「セキュリティ設計・高信頼化設計」です。つながる世界を前提としたもの
づくりに役立つ情報をまとめてご紹介しています。
 2016年SEC journal論文賞所長賞を受賞した論文「Goal Structuring Notationを
用いた汎用的な安全要求の明確化と評価」を掲載いたしました

 下記URLよりダウンロードできます。是非、ご覧ください。
 http://www.ipa.go.jp/sec/secjournal/index.html

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4.「SEC journal」論文募集中!
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 IPA/SECでは、下記の内容で論文を募集しています。

【論文テーマ】
 ・ソフトウェア開発現場のソフトウェア・エンジニアリングをテーマとした論文
 ・ソフトウェアが経済社会にもたらす革新的効果に関する実証論文

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5. SEC BOOKS 販売のお知らせ
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下記の「SEC BOOKS」が、ソフトウェア高信頼化ウェブサイト(SECサイト)から
ご注文いただけます。書籍は、IPA/SECが印刷製本し、直販しています。
 詳細は、下記ウェブページをご覧ください。
 http://www.ipa.go.jp/sec/publish/index.html

SEC BOOKS 電子書籍版
 http://www.ipa.go.jp/sec/publish/ebooks.html

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6. Twitterによる「新着情報配信」のお知らせ
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 IPA/SECは、Twitterの[ @IPA_SEC ]アカウントを通じて、セミナーやイベント
の開催・成果物の公開・出版などの最新情報を発信しています。

 https://twitter.com/IPA_SEC

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7. 動画コンテンツ「SECセミナー オンデマンド」のお知らせ
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 IPA/SECでは、事業成果の普及拡大を図るため、これまでに開催したSECセミナー
などの動画をYouTube(IPA Channel)に公開しています。
遠方でSECセミナーを受講できない方や、受講したセミナーを社内で共有したい方な
ど、いつでも好きな時に、セミナーをご視聴いただけます。
プロジェクトメンバーや業務に携わる方々と共有して、是非ご活用ください。

 http://sec.ipa.go.jp/seminar/ondemand/index.html

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【6】IPAからのお知らせ
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「情報処理安全確保支援士」制度スタート!初回登録の申請を受付中
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■ 登録制の新国家資格「情報処理安全確保支援士」制度スタート!
 ★サイバーセキュリティ分野における初の国家資格★
 サイバーセキュリティに関する高度な知識・技能を有する者として国に登録する
 制度が新たに始まりました。登録後の継続的な講習受講で、最新知識や実践的な
 能力の維持が可能です。

 ★初回登録申請(平成29年4月1日登録分)受付中★
 現在、初回登録の申請を受付中です。【締切:平成29年1月31日(火)】
 情報セキュリティスペシャリスト試験、テクニカルエンジニア(情報セキュリ
 ティ)試験合格者の方が登録申請可能です。
 なお、「情報処理安全確保支援士試験」は、平成29年度春期から実施予定です。

 詳しくはこちら >>> http://www.ipa.go.jp/siensi/index.html

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IPA広報誌「IPA NEWS」を皆さまの職場・ご自宅にお届けします!
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 IPAでは、広報誌「IPA NEWS」を隔月発行し、郵送してお届けしています。
情報セキュリティやソフトウェアの高信頼化、情報処理技術者試験、IT人材の育成と
いったIPAの事業の最新の取り組み状況や、注力している事業の裏側や人などをわか
りやすく解説しています。一歩近いIPAをご覧ください。
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 ◆詳細、お申し込み方法については、下記Webページをご覧ください。
  http://www.ipa.go.jp/about/ipa_news/index.html

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------------- SECウェブサイト http://www.ipa.go.jp/sec/ -----------------
発行/編集:
  独立行政法人情報処理推進機構(IPA) 
          技術本部 ソフトウェア高信頼化センター(SEC)佐藤 康彦
  東京都文京区本駒込二丁目28番8号文京グリーンコートセンターオフィス16階
  TEL : 03-5978-7543 FAX : 03-5978-7517
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