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~ソフトウェア開発プロセスの改善を推進する人材育成~

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ソフトウェア高信頼化

2016年度SPEAK-IPA準アセッサ育成コースを4名が修了
~ソフトウェア開発プロセスの改善を推進する人材育成~

2017年2月22日
独立行政法人情報処理推進機構
技術本部 ソフトウェア高信頼化センター

概要

 ソフトウェア開発プロセスの改善はソフトウェアの品質の安定・向上を達成するために仕事のやり方を工夫する取組みであり、コストの削減、納期の短縮などを実現するために有効です。
 IPA/SECでは、2013年度よりSPEAK-IPAに基づいたプロセス改善推進者育成の加速を目的に、関係機関とも協力しながら、講義と演習から成る全6日間のコースセミナーである「SPEAK-IPA準アセッサ育成セミナー」を、本格的に開始しました。これにより、SPEAK-IPAに規定されている、ソフトウェア開発プロセスのアセスメント能力を身につけることができます。

 本セミナーの特徴は次の通りです:

  • SPEAK-IPAに規定されたコース内容で、講義と演習とから成り、組織でプロセス改善を推進するために必要な一通りの知識と技術を身につけることができる。
  • 3回に分けたコースとなっており、柔軟に受講可能である。(例:1年目に第1、2回を受講し、2年目に第3回を受講)
  • 全コース修了者には、「修了証」を発行する。これにより、組織でのプロセス改善推進者の立場を明確化することができ、活動に取り組み易くなることが期待できる。

 受講者(ソフトウェア開発組織を管理する人)は、本セミナーで身につけた知識・技術をもとに、自身の所属する組織内のソフトウェア開発プロジェクトにおいてプロセス改善を推し広めることができます。その結果、開発ソフトウェアの品質安定化や開発コスト削減、納期短縮などに結び付けることができます。ひいては国内における開発ソフトウェアの品質向上、開発効率の向上につながることが期待できます。
 IPA/SECでは、2017年度まで育成コースを開催し、プロセス改善推進者を増やしていく予定です。


【2013年度の実施状況】http://www.ipa.go.jp/sec/info/20140327.html
【2014年度の実施状況】http://www.ipa.go.jp/sec/info/20150323.html
【2015年度の実施状況】http://www.ipa.go.jp/sec/info/20160303-2.html

2016年度の実施状況

 2016年度は、東京で本セミナーを開催しました。修了者は、計4名です。

修了者の声

 以下に、修了者から寄せられた声の一部を紹介します。

 私自身は直接何かのアセスメントを行うということは今のところありません。しかし、教わった内容は自身が携わっているプロジェクトの改善に必ず役立つと確信しています。なぜならば、SPEAK-IPAは対応しているプロセスの幅が広く、また、各プロセスに対してプラクティスが充実しており、豊富なプロセスと充実したプラクティスのおかげでたいていの問題はSPEAK-IPAのプラクティスをベースに改善案を検討できるからです。
 さらに、準アセッサ資格の条件として提示されたSPINA3CHのセミナーを受講したため、SPINA3CHによる自律改善手法が自身のプロジェクト改善にそのまま生かせるからです。まずは自身のプロジェクト改善からスタートして今後は他のプロジェクトの改善もサポートしていきたいと考えております。
 お忙しい中対応いただきました関係各位にはこの場をお借りいたしましてお礼させていただきたいと思います。まことにありがとうございました。今後も教えていただいたことを磨いていき、プロセス改善を推進していく所存です。

株式会社両毛システムズ 佐々木 俊正 様

 来年度にアセスメントを実施することで計画中です。セミナーでは,実践に役立つコツが得られ役立ちました。

株式会社パスコ 南幅 義仁 様

 講師の方々の熱心なご指導のお陰で実際のアセスメントと同様の体験・感動をさせていただきました。アセスメントを行う上で必要なドキュメントレビュー、インタビューなどの手法は様々な業務でも活用できる実践可能なスキルでとても役に立っています。また、アセスメントの評価を決定する際に学んだアサーティブなマインドとコミュニケーションを実践することで関係者みんなが納得できるような議論ができるよう日々心がけています。
 アセスメント手法のみならず日々の仕事を改善するためのヒントや気づきをたくさん得ることができ、とても有意義なセミナーでした。今後もアセッサ育成研修などがありましたら参加させていただきたいと思います。ありがとうございました。

株式会社両毛システムズ 曽我 裕史 様

 弊社ECUソフト開発に運用しているプロセス自体の評価に、SPEAK-IPAの評価方法を取り入れさせてもらいました。上記含め、2016年の品質活動結果を部内に報告しました。まだまだ、活かしきれていませんが、じっくり取り入れていきたいと思います。
 また、SPEAK-IPAではありませんが、ワーキングの中の講師の方から教えとして、
 ・(先ずは)相手が困っていることから始める。
 ・(先ずは)相手の要望にそぐわない回答は受け入れてもらえない。
 ・小さな改善を回すことで、大きな改善につなげる。
は、改善業務に限らず、仕事をしていく上で助かっており、セミナーを通しての自分自身の変化(モノの見方や行動)を実感しています。

ヤマハ発動機株式会社 木野 康彦 様

修了者一覧(敬称略)

注)掲載に同意された方のみ

◇2016年度
 木野 康彦  ヤマハ発動機株式会社
 佐々木 俊正 株式会社両毛システムズ
 曽我 裕史  株式会社両毛システムズ
 南幅 義仁  株式会社パスコ

◇2015年度(所属は当時のもの)
 小川 時弘  三菱電機マイコン機器ソフトウエア株式会社
 奥井 朝広  株式会社DNPデジタルコム
 申 東浩   株式会社インターテック

◇2014年度(所属は当時のもの)
 安部 修   株式会社ニコンイメージングシステムズ
 奥澤 清史  株式会社ニコンイメージングシステムズ
 貝瀬 修   日本電気通信システム株式会社
 片野 則夫  株式会社 NTTデータMSE
 切敷 記明  インフォテック株式会社
 清水 淳史  セイコーエプソン株式会社
 津田 昌之  パイオニアシステムテクノロジー株式会社
 中井 貴彦  凸版印刷株式会社
 箱崎 由美  パイオニアシステムテクノロジー株式会社
 三木 佳代  国際ソフトウェア株式会社

◇2013年度(所属は当時のもの)
 岩井 真澄  三菱電機株式会社
 尾崎 賢次  株式会社中央コンピュータシステム
 日下部 茂  九州大学
 鈴木 三紀夫 MRTコンサルティング
 反町 浩二  株式会社ニコンシステム
 浜屋 武   株式会社日立情報通信エンジニアリング
 早野 善晴  共立コンピューターサービス株式会社