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~ソフトウェア開発プロセスの改善を推進する人材育成~

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ソフトウェア高信頼化

2014年度SPEAK-IPA準アセッサ育成コースを20名が修了
~ソフトウェア開発プロセスの改善を推進する人材育成~

2015年3月23日
独立行政法人情報処理推進機構
技術本部 ソフトウェア高信頼化センター

概要

  ソフトウェア開発プロセスの改善はソフトウェアの品質の安定・向上を達成するために仕事のやり方を工夫する取組みであり、コストの削減、納期の短縮などを実現するために有効です。
  IPA/SECでは、2013年度よりSPEAK-IPAに基づいたプロセス改善推進者育成の加速を目的に、関係機関とも協力しながら、講義と演習から成る全6日間のコースセミナーである「SPEAK-IPA準アセッサ育成セミナー」を、本格的に開始しました。これにより、SPEAK-IPAに規定されている、ソフトウェア開発プロセスのアセスメント能力を身につけることができます。

  本セミナーの特徴は次の通りです:

  • SPEAK-IPAに規定されたコース内容で、講義と演習とから成り、組織でプロセス改善を推進するために必要な一通りの知識と技術を身につけることができる。
  • 3回に分けたコースとなっており、柔軟に受講可能である。(例:1年目に第1、2回を受講し、2年目に第3回を受講)
  • 全コース修了者には、「修了証」を発行する。これにより、組織でのプロセス改善推進者の立場を明確化することができ、活動に取り組み易くなることが期待できる。

  受講者(ソフトウェア開発組織を管理する人)は、本セミナーで身につけた知識・技術をもとに、自身の所属する組織内のソフトウェア開発プロジェクトにおいてプロセス改善を推し広めることができます。その結果、開発ソフトウェアの品質安定化や開発コスト削減、納期短縮などに結び付けることができます。ひいては国内における開発ソフトウェアの品質向上、開発効率の向上につながることが期待できます。
  IPA/SECでは、引き続き育成コースを開催し、プロセス改善推進者を増やしていく予定です。


【2013年度の実施状況】http://www.ipa.go.jp/sec/info/20140327.html

2014年度の実施状況

  2014年度は、東京及び名古屋で本セミナーを開催しました。修了者は、計20名です。

修了者の声
  以下に、修了者から寄せられた声の一部を紹介します。

  熱心にご指導いただき感謝しております。
  当社でも本格的にプロセス改善計画に取り組んでおります。その中で、CMMI、SPEAK-IPA等も視野に入れて検討しています。
  個人的には、現場が長く、今年度から品質管理担当として立場が逆転し悪戦苦闘しています。アセスメントの難しさや重要性を痛感しているなか、今回のセミナーは大変有意義なものでした。講師の皆様には、様々な立場(役職)・関与度を演じていただき、少しですが実践に自信がつきました。とは言えまだまだ、実践も知識も未熟です。今後も実践を重ねながら、色々なセミナー等に参加させていただきたく存じます。
  最後になりますが、本当にありがとうございました。
  今後ともよろしくお願い申し上げます。

インフォテック株式会社 切敷 記明

  プロセス改善のアプローチとして、アセスメントという手法に興味は持っていましたが、なかなか習得できずにいたため、今回のセミナーは非常に良い機会を頂けたと思います。
  特に、アセスメントの基本技術や実施手法を、一通りのロールプレイ演習を通して体験できたことは、理解が深まり非常に効果的でした。
  今後は、自組織のプロセス改善活動の一つとして取り込み、適用事例を増やすことで、レベルアップしていきたいと思います。 また、このような学習の機会があれば、是非、参加させて頂きたいと思っています。

凸版印刷株式会社 中井 貴彦

  プロセス改善の必要性を日々感じてはいても、具体的に何をどのレベルまでやればよいのかという拠り所がなく手探りの状況でしたが、今回習得したアセスメント手法により、自社への具体的な施策への展開がイメージできるようになりました。
 今回、プロセス改善ツールとして、(1)SPEAK-IPA、(2)SPINA³CHの2種類の手法を伝授していただきましたが、プロセス改善の対象領域によって使い分けを考えています。
  (1)SPEAK-IPAについては、トップダウンアプローチの特徴を生かして、組織標準プロセスの改善を目的に、各プロセスで必要な観点と水準が達成できているかどうかのセルフアセスメントを実施し、組織標準プロセスの弱点の補強に活用したいと思います。
  (2)SPINA³CHについては、ボトムアップアプローチの特徴を生かして、現場支援における問題領域の早期発見と真因の絞り込み、対策立案の雛形として活用したいと思います。
  本セミナーでは、方法論の説明のみならず、ロールプレイングしながらインタビューや合意形成等も含めた実践的な内容で、効率的にプロセス改善手法を習得することができました。今回習得した手法をベースに、自社でもプロセス改善を進めていきたいと思います。ありがとうございました。

セイコーエプソン株式会社 清水 淳史

  本セミナーは、担当している品質改善コンサルタント活動を推進するに当たり、トレンドであるアセスメントによる品質改善のスキルを習得したいと思い、参加しました。参加費も安価で、修了認定を頂けるのも魅力でした。
  セミナーのロールプレイ演習では、決められた時間内にインタビュー実施や評定を行うために、時間管理や知識の底上げの必要性を思い知らされました。
  セミナーで得た知識をさらに広げつつ、品質改善活動に参画して行きたいと考えております。
  今後も実践的で時流にマッチしたセミナー開催を期待しております。セミナー開催、大変ありがとうございました。

株式会社 NTTデータMSE 片野 則夫

  大変充実したセミナーでした。受講者約25名に対し、経験豊富な講師が常時4,5名いらっしゃり、プロセス改善推進に関するノウハウを経験談を交えてより具体的に教えてくださいましたので、今後自社で進めていくべきプロセス改善について、具体的にイメージすることができました。
  実際のアセスメントを想定したロールプレイの時間が2日半と充分に設けられており、アセスメントフローだけではなく、スケジュールの立て方や事前準備の大切さ、インタビューイへの配慮など細部にわたって具体的にご指導くださり、よい経験を積むことができました。
  また、受講された皆様との情報交換の場としてもとても有効でした。今後もSPEAK-IPAの理解を深め、効果的なプロセス改善を進めてまいりたいと思います。ありがとうございました。

国際ソフトウェア株式会社 三木 佳代

修了者一覧(敬称略)
注)掲載に同意された方のみ

◇2014年度
 安部 修   株式会社ニコンイメージングシステムズ
 奥澤 清史  株式会社ニコンイメージングシステムズ
 貝瀬 修   日本電気通信システム株式会社
 片野 則夫  株式会社 NTTデータMSE
 切敷 記明  インフォテック株式会社
 清水 淳史  セイコーエプソン株式会社
 津田 昌之  パイオニアシステムテクノロジー株式会社
 中井 貴彦  凸版印刷株式会社
 箱崎 由美  パイオニアシステムテクノロジー株式会社
 三木 佳代  国際ソフトウェア株式会社

◇2013年度(所属は当時のもの)
 岩井 真澄  三菱電機株式会社
 尾崎 賢次  株式会社中央コンピュータシステム
 日下部 茂  九州大学
 鈴木 三紀夫 MRTコンサルティング
 反町 浩二  株式会社ニコンシステム
 浜屋 武   株式会社日立情報通信エンジニアリング
 早野 善晴  共立コンピューターサービス株式会社