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国際標準の推進

JIS X 3017 「プログラム言語Ruby」が改正されました

最終更新日:2013年12月20日
技術本部国際標準推進センター

  2013年12月20日、日本工業規格JIS X 3017「プログラム言語Ruby」が改正されました (1)

  プログラム言語Ruby は1993 年にまつもと ゆきひろ氏により発案され、開発が開始された、日本発のプログラム言語です。豊富な機能と簡便さとを併せ持ち、高機能なアプリケーションを簡潔に記述できる等の特長から、国内のみならず国際的にも活用が進んでいます。

  IPAでは2008年にRuby標準化検討ワーキンググループを設置し、Rubyの言語仕様の国際規格化へ向けた事業を進めてきました。2011年3月にはJIS規格化を完了し、同時に同JIS規格を元に国際規格化の手続きを進め、2012年4月に国際規格ISO/IEC 30170として発行されました。

  国際規格の発行は、各国の専門家によるレビューと承認を経て行われます。その過程において、Ruby規格に対する、よりわかりやすい新たな表現法が考案されるなど、元としたJIS規格文書とは一部異なった部分が出てきました。今回の改正は、国際規格化の過程で行われたこれらの変更点をJIS規格に反映するためのものです。これにより、改正されたJIS規格は国際規格と完全に内容が一致する国際一致規格となります。

  今回の改正をもって、一連のRubyの標準化作業が完了したことになります。今後のRuby規格の更新や維持管理は、本年5月に締結した(2) 「Ruby規格保守等基本契約書」に基づき、Rubyアソシエーション(3) へ引き継がれます。

  規格化の進展により、Ruby言語及びRuby規格の一層の発展・普及が推進されることが期待されます。


(1)経済産業省プレス発表:http://www.meti.go.jp/press/2013/12/20131220001/20131220001.html  別ウィンドウで開く
(2)プレス発表「Ruby規格保守等基本契約書調印式を島根県で開催」: http://www.ipa.go.jp/about/press/20130502.html
(3)Rubyアソシエーション(http://www.ruby.or.jp/ja/ 別ウィンドウで開く):2011年7月一般財団法人として設立。理事長:まつもと ゆきひろ。