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2007年度第U期 未踏ソフトウェア創造事業  採択案件概要

 


1.担当PM

  美馬 義亮PM (公立はこだて未来大学 システム情報科学部 准教授)


2.採択者氏名

開発代表者

松川 昌平 (フリー)

共同開発者

なし


3.プロジェクト管理組織


 株式会社創夢


4.採択金額


  6,000,000


5.テーマ名


 トポロジカルな関係性を構築する建築設計支援ソフトウェアの開発


6.関連Webサイト


  http://000studio.com


7.申請テーマ概要

建築デザインの現場において、無数のスケッチや模型制作と同じように、自らコンピュータプログラムを駆使しながら設計にフィードバックを得る事は、ますます複雑化するこれからの建築設計プロセスの中で、より重要になると思われます。しかし構造設計においては普及しつつあるインテリジェントなCADも、建築デザインの現場ではまだまだ実際に使用されている例は少ないように思います。

そこで建築設計の現場で実際に使用できるような汎用的でインテリジェントなソフトウェアを提案します。

巨視的な視点で建築全体の形態を生成するようなソフトウェアは存在しますが、ここでは場と場の微視的な関係性を積み重ねる事でその総体として自律的に形が生成されるようなソフトウェアを提案しています。

例えば、従来の設計ではキッチンや寝室、リビングといったように、機能的視点の空間単位で設計されがちです。しかしいくらリビング単体のデザインがよくても周囲の猥雑な風景が視界に入ればその空間性は台無しですし、逆に空や樹木といった周辺の自然環境を借景として取り込む事でリビングという空間単体が持つ紋切り方の機能性とはまた違った性質が現れてきます。

つまりこのソフトウェアでは、場の表層的な形にとらわれずに、場と場のトポロジカルな関係性の構築に焦点を合わせることで、あらゆる建築設計の基礎的な視点を提供します。また、このソフトウェアを使用することによって、局所的にはとても単純な関係性が、101001000と徐々にその数を増やすに従って、そうした局所的な関係性に直接依存しない大局的な性質が少しずつ現れてきて、やがては多様で複雑な時空間を生成できればいいと思います。


8.採択理由

 建築分野において、人間の行動や環境との関係を意識しながら、インタラクティブに環境デザインを行うソフトウェアの作成を試みる。まさに存在すべきでありながら、完全なものが開発されてこなかった、建築とソフトウェアにまたがる新ジャンルに注目している。また、Flashなどにより、プロトタイプ的な開発はなされており、有効性も十分に推し量れるものである。まさに未踏ソフトウェアに相応しいテーマと考える。




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