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2007年度第U期
未踏ソフトウェア創造事業 採択案件概要

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1.担当PM

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河野 恭之PM (関西学院大学 理工学部 教授)
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2.採択者氏名

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開発代表者
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出口 博章 (神戸大学 発達科学部・非常勤講師)
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共同開発者
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なし
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3.プロジェクト管理組織

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テクノロジーシードインキュベーション株式会社
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5.テーマ名

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数式の二次元構造を直感的に扱うためのシステムの開発
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7.申請テーマ概要

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コンピュータの画面上で数式を入力・編集するための仕組みについては1960年代から議論されてきているにも関わらず、誰もが納得できるものが一般に広く普及しているとは言い難い状況である。現状ではテンプレートを利用して数式を入力するものが主に使われているが、そこではボックス構造の補助によって擬似的に二次元構造が表現されており、直感的な操作環境だとは言えないような場合がある。では、ワープロの最もシンプルな形態がプレーンテキストエディタだとするような場合に、数式エディタの最もシンプルな形態とはどうあるべきなのであろうか? このような問いに答えようとするのが本提案で開発するシステムである。本システムにおける記号は、二次元の位置関係をもって配置されることを前提として設計されており、それらを組み合わせることによって、ボックス構造の補助なしに数式の二次元構造を表現することが可能となる。本提案では、現状である程度の動作確認が取れているプロトタイプをさらにブラッシュアップし、ワープロソフトのアドオンとして数式エディタ的に利用できるものや、数式処理システムと接続して式を計算させるものなど、一般ユーザの試用に耐えうるレベルのものの完成までを目指す。
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8.採択理由

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記号や部分式をドラッグして「くっつけ」てゆくことで数式を「組み上げ」てゆくタイプのエディタである.オペレーションはシンプルながら面白い.動作確認のためのプロトタイプがあるので,それをベースに「直感的な操作の基本からぶれない」ように育ててゆきたい.提案アプローチは数式を書くことを生業としており従来TeXなどを使っていた人には正直なところ「受けない」可能性が高い.むしろ生徒たちがグループワークなどで数式を含んだ資料を用意する場面など教育現場への適用が素直に感じられる.せっかくある程度のプロトタイプがあるのであるから,早期に学校現場からフィードバックを受けられる体制を作りそれを反映してより完成度の高いツール構築を行うことを条件として採択する.
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