IPA


公募結果一覧へ

 



2007年度第U期 未踏ソフトウェア創造事業  採択案件概要

 


1.担当PM

  松原 健二PM (株式会社コーエー 代表取締役執行役員社長COO)


2.採択者氏名

開発代表者

常田 和人 (株式会社売上原価研究所 代表取締役)

共同開発者

櫻屋敷 結衣(フリーランス)


3.プロジェクト管理組織


 リトルスタジオインク株式会社


4.採択金額


  8,700,000


5.テーマ名


 鍵盤楽器を使った音楽ゲーム開発支援システム『ブラボー』の開発


6.関連Webサイト


  なし


7.申請テーマ概要

このプロジェクトでは、忙しくても楽器に興味がある団塊ジュニア世代に向けて、鍵盤楽器を使った音楽ゲームを提供するためのソフトウェア開発支援システムを開発する。

MIDIキーボード現在は安価(USB接続のもので2万円程度〜)になっているものの、音楽的な知識の他に、MIDI規格の知識も必要であり、それでいて、書籍やインターネット上に出回っているサンプルのソースコードはC言語やC++言語等の習得に時間がかかる言語で記述されている。そのため、簡易なスクリプト言語で記述できるWeb系の実装等と比べると、「MIDIファイルの一部を解析して音を出す」「キーボードから入力された音を鳴らす」「MIDIファイルと入力キーを比較してスコアを算定する」等の基本的な実装をするために多くの時間が費やされてしまう。そのため資金・人材の確保がままならず、家庭用ゲーム機の発売期のように、ハード(鍵盤楽器)を購入した顧客が満足するだけのソフトラインナップを短期で実現することが困難になっている。

そこで、本プロジェクトでは、「学生」や「日曜プログラマー」でも短時間で音楽ゲーム等の開発を可能とするために支援システム(各種ライブラリ、フレームワーク、ミドルウェア)を開発することを提案する。同時に、斬新な面白さを実現するためにいくつかの未踏水準にある(と思われる)技術を用いて、機能を実装する。

この開発支援ツールで開発される音楽ゲームは、ゲーム(遊び)ならば当然備えているべき性質『ルールは遊びながら覚える』『やるなと言ってもやってしまう中毒性』を持たせることを目指している。

つまり、トランプで遊ぶ人が、『ババ抜き』や『ポーカー』などを遊びながらトランプのルールを覚えるようなことが鍵盤楽器でも可能とするゲーム創りを実現するための『認識・判定技術』やゲームに中毒性を持たせるための『支援ソフト群』を提供する。

主目的は音楽ゲームの開発支援システム(各種ライブラリ、フレームワーク、ミドルウェア)の開発であるが、実証実験においては、学生アルバイト(プログラミングスキルは学校で習った程度)の協力を得て、開発支援システムを用いてミニゲームを開発することを提案する。

実際に開発することで、開発支援システムの測定ができるだけでなく、新たな課題・追加機能のアイデアを生まれやすくことが狙いである。


8.採択理由

 知的ゲームなどの出現によりカジュアル層に広がったゲームユーザ層に対して、さらに音楽を楽しむ機会を提供する提案であり、興味深い。音楽を楽しむコンテンツを、ハードルを低く保ちつつ提供するシステムであり、趣味を取り入れるコンテンツの基盤システムとして評価する。




  ページトップへ   

 

 

 


  Copyright(c) Information-technology Promotion Agency, Japan. All rights reserved 2004