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本提案は,「社会への問題意識」「オープンソース」「Java/XML系技術」の3つを柱とすることで,知識共有型社会に対応した新しい考え方のもとでのアンケートを実施できるようにするシステム,SQS(Shared Questionnaire System)を開発するものである.
SQSとして,エンドユーザ向けアプリケーションと,その基盤となるフレームワークの,2層の構成を持つシステムを,2種類開発する.具体的には,普通紙マークシート方式での帳票エディタ/XMLエディタである SourceEditor/eXsedと,マークシート読み取りエンジン/分散並列的画像処理サービスであるMarkReader/eXigrid を,それぞれ開発する形となる.これらのアプリケーションについて,汎用性を持ったフレームワーク部分を抽出し対応づけながら開発を進めることで,拡張性を担保できるようにする.
SourceEditor は,XHTML+XFormsの DOM構造を,XSLT で
FO に変換し,XML組版をすることで帳票を生成するアプリケーションである.内部での一連の処理の流れにW3C 技術を応用した,透明性の高い設計とする.
eXsed は,アウトラインエディタ形式のGUIを持つ,汎用的なXMLエディタとして利用できるアプリケーションである. eXsed は,自己反映的アーキテクチャを備えており,様々な XMLアプリケーションのフレームワークになることができるものとする.SourceEditor
は,eXsed の拡張として実装されるものとする.
MarkReader は,SVG Print+XFroms をメタデータとして,帳票をスキャンした原稿画像ファイルを解析し,マーク欄や自由記述欄の読み取りと集計を行うアプリケーションである.モジュールの追加によって各種の多様な形式での結果の出力を行えるようにする.
eXigrid は,マルチキャストを用いて動的に構成されるグリッド上で,分散並列された画像処理を行えるようにするためのフレームワークである.MarkReaderは,eXigrid の拡張として実装されるものとする.
SQS は,JavaWebStart でインストール・起動ができるものとする.起動後には,Swing/Java によるリッチクライアントと,リッチクライアントに組込まれた
Webサーバを介してのWebアプリケーションを,ユーザインターフェイスとして提供する.これにより,柔軟な運用を可能とするシステムを実現する.
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