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2007年度第T期 未踏ソフトウェア創造事業 採択案件概要
1.担当PM
石川 裕 PM (東京大学大学院 情報理工学系研究科コンピュータ科学専攻 教授)
2.採択者氏名
開発代表者
:
杵渕 雄樹 (早稲田大学大学院 基幹理工学研究科 情報理工学専攻 博士後期課程)
共同開発者
湯村 悠 (早稲田大学大学院 基幹理工学研究科 情報理工学専攻 修士課程)
香取 知浩 (早稲田大学大学院 基幹理工学研究科 情報理工学専攻 修士課程)
神田 渉 (早稲田大学大学院 基幹理工学研究科 情報理工学専攻 修士課程)
3.プロジェクト管理組織
株式会社トリプルダブル
4.採択金額
5,760,000 円
5.テーマ名
TUMBLER: 組み込み向け高信頼プラットフォームの開発
6.関連Webサイト
なし
7.申請テーマ概要
本プロジェクトでは、信頼性とセキュリティを向上する組み込みシステムプラットフォームを開発する。組み込みシステムの性能向上・機能拡張は著しく、それに伴うソフトウェア規模の増大やネットワーク接続による新たな脅威への対応など、これまでのソフトウェアアーキテクチャでは十分な信頼性やセキュリティを実現することは困難になりつつある。我々は、仮想マシンモニタを利用して組み込み機器でリアルタイムOSと汎用OSを同時に動作させる、組み込み向けマルチOSシステムを提案する。仮想マシンモニタはサーバやデスクトップ機器で既に広く利用されているが、これらは実装が大きい、リアルタイム性を保証していないなど、組み込みシステムでの利用には適していない。そこで我々は、新たに必要最小限の機能だけを提供する軽量かつカスタマイズ可能なリアルタイム仮想マシンモニタを開発する。仮想マシンモニタはOS単位でのシステム再起動や、OS間のメモリ保護などを提供して、システムの信頼性を向上する。また、ネットワーク経由でダウンロードされる危険なアプリケーションに対応するため、アプリケーションがアクセスできるリソースを制限するリソース管理機構を汎用OSに追加して、セキュリティ性を向上する。さらに、仮想マシンモニタのコード量を少なく抑え、可読性を重視して記述し、オープンソースで公開するなど、組み込みシステムプログラミングの教育現場でも利用しやすいシステムとして開発を進める。
8.採択理由
組み込みシステム向けにゲストOSに対する信頼性と実時間性を保証するVMの実現は非常に興味深く、また未踏プロジェクトの趣旨に合致した独創性を有する。
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