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本プロジェクトにおいては、リアルタイム・サウンド・パフォーマンス用の音響プログラミング言語の開発をベースに、来るべき3次元入出力デバイスの登場や大規模なオンライン・データベースの使用を念頭においた、空間的ユーザー・インタフェース(SUI: Spacial User Interface)の基本的な設計と実装を行う。
SUIは、グラフィカル・ユーザー・インタフェース(GUI)におけるWIMPのような、2次元平面上のメタフォリカルなウィジェット/ディスプレイに代わる、3次元あるいはそれ以上の次元の空間における位置や距離といった属性そのものを用いた入力ウィジェット、ネットワークで接続された高次元のデータを、マルチ・ユーザ環境において動的かつ多層的に視聴覚化するアウトプット・インタフェース、それらを構成するためのプログラミング・インタフェース群からなる。
このポスト=GUI、ポスト=ビジュアル・プログラミング(VP)としてのSUIを、サウンド・パフォーマンスの実践というクリティカルな状況のためのライブ・プログラミング言語に実装し、さらには開発したソフトウェアをGPLによって公開することで、その有用性、可能性、汎用性を広く社会に提案、検証する。
ソフトウェアの開発に関しては、新しいコンセプトや機能だけでなくその美的表現を特に重視し、言語ならびにインタフェースの全体構造や視覚的構成からディテールの隅々まで、一貫した美学のもとで建築的にデザインすることで、知覚と概念、身体と抽象、思考と時空を密に結びつけ、ユーザーの創造性や想像力を触発する美的強度と洗練を兼ね備えた芸術的実装を目指す。
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