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2007年度第T期 未踏ソフトウェア創造事業  採択案件概要

 


1.担当PM

  河野 恭之 PM (関西学院大学 理工学部 教授)


2.採択者氏名

開発代表者

奥野  陽 (慶應義塾大学理工学研究科開放環境科学専攻萩原研究室 )

共同開発者

なし


3.プロジェクト管理組織


  テクノロジーシードインキュベーション株式会社


4.採択金額


 3,975,000


5.テーマ名


  Social IME: サーバサイド日本語入力 と ログ活用サービス


6.関連Webサイト


  http://www.social-ime.com/


7.申請テーマ概要

Web 2.0の時代と言われています。

膨大なデータを蓄積することで"集合知"を作り出せることが分かってきています。

私はこのような時代に、集合知を集めるための方法として、日本語入力に着目しました。

日本語入力をサーバサイドで実現することで、

膨大な入力のログや単語の辞書を集めることができます。

そして、その膨大なデータを利用して集合知を活用したサービスを提供できます。

このようなシステムは今までに存在しません。まさに未踏の領域です。

そこで、PCに常駐するクライアントソフトと、かな漢字変換を行うサーバを合わせたシステム、Social IMEを提案します。

クライアント側は、WindowsのデフォルトのIMEの代わりとして違和感なく使えるように実装します。

Social IMEでは、単語が登録された辞書を、全てのユーザで共有できます。

このため、集合知的に構築された辞書によって、

専門用語や流行語、地名や人名などを簡単に変換できます。

Social IMEと連動するWebサイトでは、入力のログを活用した次のようなサービスを提供します。

(1)自分自身の入力履歴から、人生の軌跡をたどれる"ライフログ"機能

(2)単語の使用傾向が自分と似ている人を探せる、"似た人検索"機能

(3)単語の使用頻度ランキングなどの各種統計から、自動的に構築される辞書機能

かな漢字変換エンジンにはオープンソースのAnthyを改造して用います。


8.採択理由

かな漢の辞書をWikiPedia的に拡張(語彙登録)しようという提案である.ユーザ間で登録語彙を共有しようというアイディア自体は既出であるが,共有範囲を広げると面白い効果が期待できる.ただしかな漢自体の精度で既存IMEに勝負を挑むのは得策でない.参加ユーザ数を効果が実感できる程度に広げるための施策(既存IMEへの対応など),そのための設計変更(サーバ-クライアントを前提としない)を条件として採択する.




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