| 本提案では、色分けされたブロックを並べることでPCを全く使わずに簡単にロボットの動作をプログラム可能なおもちゃの開発を行う。従来の一般向けプログラマブルロボットの大半は、フローチャートなどのインタフェースを用いてPCでプログラムを作り、それをターゲットのロボットに転送する方式を採っている。しかし、この方式では動かしたいロボットのほかにPC、開発環境等のセットアップが必要であり、ロボットを実際に動かし始めるまでにかなりの前提知識と労力を要求する。従って、ロボットやプログラミングの未経験者、とりわけPCに疎い人がこの種のおもちゃを使いこなすまでの壁は相当高い。
そこで、本提案では、
・ PCなしで実行可能なシステムの完結性
・ 直感的に理解できるインタフェース
を持つ、全くの初心者でもロボットの動作プログラミングを簡単に行うことのできるシステムBlockBugの開発を行う。
BlockBugでは、色が塗られたブロック(命令ブロック)をロボット上部に搭載した盤に並べることでプログラミングを行う。命令ブロックはプログラムの機能を表す。並べた命令ブロックの上をカーソルが走査し、BlockBugはカーソルが指している命令ブロックが示す機能を、指している間だけ実行する。このインタフェースにより、ユーザは命令ブロックの機能とカーソルの動作ルールを知るだけでプログラミングを行うことができる。命令ブロックによる命令通りにロボットが動作するため、ユーザはプログラムの実行とその結果を目で見て直感的に知ることができる。
制御するロボットには数種類のセンサ(音、光、距離など)と出力デバイス(モータ、スピーカなど)を搭載する。命令ブロックの種類としては機能の実行、分岐、分岐条件を用意する。機能の実行は音の出力、移動などである。センサ値を用いて分岐条件を設定し、分岐ブロックにより分岐を行う。これらの3種類の命令ブロック及び数種のセンサ、出力デバイスを用意することにより、単純かつ奥の深いプログラミング環境が実現できる。
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