IPA






2006年度未踏ソフトウェア創造事業(未踏ユース)  採択概要


 



1.担当PM


  筧 捷彦



2.採択者氏名


代表者

大澤 博隆 (慶應義塾大学理工学研究科修士

共同開発者

 なし


3.プロジェクト管理組織


  財団法人 国際メディア研究財団



4.採択金額


  3,000,000



5.テーマ名


  身体イメージを利用した装着型擬人化ディスプレイロボットの開発



6.テーマ概要 (応募時資料を一部分改訂)

本提案では、新しいコミュニケーションロボットデバイスとして、対象に取り付けて身体イメージを喚起し、対象の擬人化を行う、ディスプレイ(情報提示)ロボットの提案と開発を行う。

●問題点と解決
従来のコミュニケーションロボットは、人間や動物の形をした一体のロボットを仮定している。これらは高価で、場所をとり、機能が限定的である。よって、価格対費用の点から、まだまだユーザの抵抗感が大きいと考えられる。これに対してディスプレイロボットでは、目や腕にあたるロボットデバイスを家具・家電・公共機械に装着して情報提示機能を付け加える。この手法により、コミュニケーションロボットの導入コストを下げるとともに、従来のコミュニケーションロボットには不可能であった、機器が元来持つ身体性を利用する情報提示を行う。

●設計
本プロジェクトでは、
1.ディスプレイロボットの開発
2.ディスプレイロボット用APIの開発
3.アプリケーションの開発
を行う。本プロジェクト下では、ディスプレイロボット用ハードウェアとして、主に目・腕などの身体部品を実装し、身体イメージの検討を行う。また、絶対座標を身体イメージからの座標に変換し、ディスプレイロボットを制御して発話・行動を行うAPIを提供する。さらに、このAPIを元にしたデモアプリケーションとして、一問一答の機能説明を行うもの、宣伝を行うもの、ユーザ自身が取り付け部位を変化させ、反応を楽しむものなど、いくつかのアプリケーションを開発する。



7.採択理由(担当PMからのコメント)

「人であること (being human) の本質」を探りたいというのが当面の研究課題という大学院生。卒論で手がけてきた実験成果を踏まえてのプレゼンテーションもよく整理されたものであった。今回のプロジェクトでは,ディスプレイロボットの開発と,ディスプレイロボット用のAPIの開発,そしてそれらを踏まえた三つのでもアプリケーションを開発する計画をたてている。計画もなかなか緻密なものである。その計画の達成については安心しているが,最終成果が今後に活かせる形に仕上げられるよう,プロジェクト管理組織の手助けも得て見守りたい。




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