| 本提案では、新しいコミュニケーションロボットデバイスとして、対象に取り付けて身体イメージを喚起し、対象の擬人化を行う、ディスプレイ(情報提示)ロボットの提案と開発を行う。
●問題点と解決
従来のコミュニケーションロボットは、人間や動物の形をした一体のロボットを仮定している。これらは高価で、場所をとり、機能が限定的である。よって、価格対費用の点から、まだまだユーザの抵抗感が大きいと考えられる。これに対してディスプレイロボットでは、目や腕にあたるロボットデバイスを家具・家電・公共機械に装着して情報提示機能を付け加える。この手法により、コミュニケーションロボットの導入コストを下げるとともに、従来のコミュニケーションロボットには不可能であった、機器が元来持つ身体性を利用する情報提示を行う。
●設計
本プロジェクトでは、
1.ディスプレイロボットの開発
2.ディスプレイロボット用APIの開発
3.アプリケーションの開発
を行う。本プロジェクト下では、ディスプレイロボット用ハードウェアとして、主に目・腕などの身体部品を実装し、身体イメージの検討を行う。また、絶対座標を身体イメージからの座標に変換し、ディスプレイロボットを制御して発話・行動を行うAPIを提供する。さらに、このAPIを元にしたデモアプリケーションとして、一問一答の機能説明を行うもの、宣伝を行うもの、ユーザ自身が取り付け部位を変化させ、反応を楽しむものなど、いくつかのアプリケーションを開発する。
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