| 現在、多くの子供や、外国人が“漢字”を学んでいる。外国人にしてみると、漢字は未知のものであり、習得には大変な苦労を伴う。しかし、日本語教師が外国人生徒に対し、“漢字にストーリーを与える”ことによる教育方法を実施したところ、非常に効果を発揮したという報告がある。
一方、現在、日本で用いられている漢字の8割は形声文字に属する。しかし、形声文字は、ぜそのような文字に至ったかというストーリーが非常に複雑なものが殆どである。これではストーリーを元に漢字を学習するのは非常に困難である。そこで、本プロジェクトは、“漢字にユニークなストーリーを与える”ことにより、漢字の学習を支援する「旅する漢字 “漢字んカナメ” 〜漢字学習支援システム〜」の開発を提案する。ストーリーを生成する際、本システムは、子供遊びである“5W1H遊び”の概念を用いている。これは、“いつ、どこで、だれが、だれと、なぜ、なにをした”というものを別々に書いてユニークな文を作る遊びである。
また、本システムは、既存の漢字学習教材とは違い、バックグラウンドで起動するシステムであるため、通常業務を行いながら漢字を学ぶことが出来る。さらに、文のストーリーに沿った、文字アニメーションが生成される斬新な試みも盛り込んでいる。
本システムのストーリー生成プロセスは以下のようになる。
@ あらゆる文字媒体から漢字が旅に出る
A 旅先(Webサイト)で、5W1Hの要素を集める
B 要素が集まったところで、システムが一文を自動生成する。
C 字がアニメーションで、その一文を表現する。そして@に戻る
情報の海を航海する漢字学習システム“漢字んカナメ”。あなたも大海原へ漕ぎ出よう!
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