近年,Web上のコンテンツの爆発的な増加にともなって,PCユーザのディスク上における
1. ダウンロードファイル数
2. アップロード対象ファイル数
3. ソフトウェアヘルプなどのWeb上への移行
が増加している.
このような状況にもかかわらず,PCユーザが所有するファイルと
Web上のURLとの関係(Webコンテキスト)を取り扱う標準的な方法が無いために, 既存のアプリケーションのほとんどはWebコンテキストを無視していた.
このためにPCユーザはダウンロード元が不明なファイルの最新版を探したり,ソフトウェアヘルプを参照したりするたびにWebを検索しなければならなかった.本プロジェクトでは,Webコンテキストを取り扱うためのフレームワークとライブラリFileUtils -
URIを開発する:
1. Webコンテキストを取り扱うためのFileUtils - URIの設計
○Webコンテキストを表現するメタデータ形式と格納方法を設計し,3つの機能の詳細を決定する:
(1) ファイルに関連したURIのリストアップ
(2) ファイルとURIのリンクとリンク解除
(3) URIによるファイルの検索
2. Rubyによるライブラリのプロトタイプ実装とJavaScript,C言語への移植
○スクリプト言語Rubyを用いてプロトタイピングとテストを行い,Webブラウザ用のライブラリとUNIX向けライブラリを
実装する.
3. コンソールから利用できるコマンドラインアプリケーションの開発
○lsu,lnu,findu(List URI,Link URI,Find URI)コマンドを開発する.
4. サンプルアプリケーションRSS/Directoryの開発
○ディレクトリのWebコンテキストをRSSとして出力し,Webブラウザから閲覧可能にする.