| 本プロジェクトでは,プライベートレベルの情報をも含む,全ての情報配信を行う第三世代型RSSの利用世界を再現するための,ソフトウェア,相互認証を基盤とする未来型RSS(Mutual
Authentication RSS:MARS)を開発する.
RSS(Really Simple Syndication, RDF Site Summary)は2001年頃からブログを中心とし利用されはじめ,RSSによる情報配信が確立された.これがRSSにおける第一世代である.続いてHTMLなどのテキストのみだけでなく音楽,動画配信といったマルチメディアコンテンツ情報もRSSで配信するようになった.これが第二世代であり,現在はこの世代に相当する.さらに,RSSは情報の更新を配信するものであることから,今後はあらゆる情報,特にプライベートレベルな情報もを,各個人が自由に管理する時代が到来すると想定される.これがRSSにおける第三世代である.本提案は,このRSSの第三世代を見越した提案である.
プライベートレベルまでもの情報を扱う際に問題となるセキュリティ・認証問題を,本プロジェクトでは第三者認証機関を用いた相互認証で解決する.これはグリッド・コンピューティングの考え方に由来する.セキュリティ・認証問題を解決することで,Webの世界や現実世界に存在する全ての情報をRSSで扱うことが可能となる.これにより,RSSを利用した今までには無かったような有益なサービス生まれることが期待でき,また本プロジェクトでその第三世代型RSSの世界を再現し有効性を示すことにより,現在の第二世代から第三世代へと流れを加速的に移行させることを期待する.
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