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2006年度未踏ソフトウェア創造事業(未踏ユース)  採択概要


 



1.担当PM


  竹内 郁雄



2.採択者氏名


代表者

梶原 広輝 (同志社大学大学院工学研究科

共同開発者

 なし


3.プロジェクト管理組織


  株式会社 オープンテクノロジーズ



4.採択金額


  3,000,000



5.テーマ名


  MARS(Mutual Authentication RSS)相互認証を基盤とした未来型RSS配信ソフトウェアの開発



6.テーマ概要 (応募時資料を一部分改訂)

本プロジェクトでは,プライベートレベルの情報をも含む,全ての情報配信を行う第三世代型RSSの利用世界を再現するための,ソフトウェア,相互認証を基盤とする未来型RSS(Mutual Authentication RSS:MARS)を開発する.
RSS(Really Simple Syndication, RDF Site Summary)は2001年頃からブログを中心とし利用されはじめ,RSSによる情報配信が確立された.これがRSSにおける第一世代である.続いてHTMLなどのテキストのみだけでなく音楽,動画配信といったマルチメディアコンテンツ情報もRSSで配信するようになった.これが第二世代であり,現在はこの世代に相当する.さらに,RSSは情報の更新を配信するものであることから,今後はあらゆる情報,特にプライベートレベルな情報もを,各個人が自由に管理する時代が到来すると想定される.これがRSSにおける第三世代である.本提案は,このRSSの第三世代を見越した提案である.
プライベートレベルまでもの情報を扱う際に問題となるセキュリティ・認証問題を,本プロジェクトでは第三者認証機関を用いた相互認証で解決する.これはグリッド・コンピューティングの考え方に由来する.セキュリティ・認証問題を解決することで,Webの世界や現実世界に存在する全ての情報をRSSで扱うことが可能となる.これにより,RSSを利用した今までには無かったような有益なサービス生まれることが期待でき,また本プロジェクトでその第三世代型RSSの世界を再現し有効性を示すことにより,現在の第二世代から第三世代へと流れを加速的に移行させることを期待する.



7.採択理由(担当PMからのコメント)

「現実世界に踏み込んだプライベートな情報をRSS配信する時代が来る」という予測に基づいた提案である.ユビキタスネットワークの時代,個々人に必要な遠隔情報がいつでも取ってこれるというのはごく当り前のビジョンであるが,それの具体的な方法を,現実にそこにある技術 (RSS,グリッドの認証技術) をベースにあっさりと実現してしまおうというところがミソである.なるほど,無理のない提案だ.それは「第3世代RSS」というネーミングにも表われている.
梶原君は,これまでもグリッドやネットワーク技術に基づいたプロジェクトを提案してきた同志社大学の研究室の院生である.この研究室は,先生があまり出しゃばらず,個人の資質を活かした,いわば間接的な指導がうまいところだと思う.なので,ちゃんと未踏ユースになる.今回もそれを期待するが,MARSの場合,キラーアプリを実際につくって,みんなに見せるというところまでやってほしい.




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