| この瞬間、全世界で何億という人間がインターネットにアクセスしています。しかし今日までのウェブブラウジングにおいて、同時にインターネットへアクセスしているはずの誰かの存在を「感じる」事はできませんでした。
本システムでは広大な情報の海であるウェブそのものをコミュニケーションフィールドに見立て、ウェブブラウジングという行動そのものを使って他者とコミュニケーションを取ることができる新しいコミュニケーションシステムの提案を行います。
・エクストラリンク
エクストラリンクとは利用者のページ間の遷移に基づいて生成される統計リンク情報です。
多くのユーザが移動したページ間にはより太いリンクが作られ、人が通らないリンクは時間の経過とともに消滅していきます。これは言わば、利用者の足跡によって作られるネット上の獣道のようなものです。本システムではこのエクストラリンクを可視化し、ナビゲーションマップとして表示します。マップ上には周辺のページを参照している利用者が表示され、気軽にメッセンジャーで声をかけたり、IP電話で話しかけたりすることができます。
・シェアブラウザ
エクストラリンクで知り合った人と1つのブラウザウインドウを共有することができる機能です。URLや画面デザインだけでなく、ウインドウサイズやスクロール位置までも共有し、一緒にインターネットを閲覧することができます。画面には人数分のマウスポインタが表示され、誰かがリンクをクリックすれば全員のページが切り替わります。表示ページにはフリーハンドで書き込みを行うこともでき、円滑な意思疎通を行うことができます。
・その他にも閲覧の足跡を記録し共有する「フットマーク機能」など、“誰かと一緒にネットを楽しむ”ための様々な機能を搭載する予定です。
ネットで誰かを感じ、出会い、そして共に歩き出すことができるような、温かみのあるインターネット体験を提供できるシステムになればと思います。
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