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2006年度未踏ソフトウェア創造事業(未踏ユース)  採択概要


 



1.担当PM


  竹内 郁雄



2.採択者氏名


代表者

松本 知大(富山県立大学工学部電子情報工学科

共同開発者

 なし


3.プロジェクト管理組織


  財団法人 国際メディア研究財団



4.採択金額


  2,750,000



5.テーマ名


  GPUPPUR:汎用高速3Dグラフィックスライブラリの開発



6.テーマ概要 (応募時資料を一部分改訂)

本プロジェクトでは、汎用3DライブラリGPUPPURを開発する。
GPUPPURの特徴は以下である。
・ユーザの独創性を発揮した3Dグラフィックスを描画することができる。
・移植性の高い3Dプログラムを作成することができる。
・特定の環境用に最適化された3Dプログラムを作成することができる。
・様々な3Dグラフィックスの技法を選択することや組み合わせるができる。
また、GPUPPURの実装としてGPUとPPUを利用して現在普及しているGPUよりも高速に大量のポリゴンを描画するシステム GPUPPURayとGPUPPURasを開発する。GPUPPURの実装としてGPUとPPUを利用して現在普及しているGPUよりも高速に大量のポリゴンを描画するシステムGPUPPURayとGPUPPURasを開発する。GPUPPURayでは、GPUとPPUを利用してレイトレーシングを行う。PPUで交差判定処理等を行い、GPUでライティングの計算を行う。GPUPPURasでは、GPUとPPUを利用してラスタライズを行う。PPUで可視判定を行い、GPUで可視オブジェクトのみをレンダリングする。どちらもGPUとPPUが動く環境があれば動作するので、高速な物理計算を必要としないゲームで利用することができる。
<開発項目>
・GPUPPURayの実装
・GPUPPURasの実装
・GPUPPURの設計
・GPUPPURay、GPUPPURasを使うGPUPPURの実装
・ライブラリのデモを作成
・ライブラリのドキュメント、サンプル等作成



7.採択理由(担当PMからのコメント)

最近のPCは文房具や道具というより,万能メディアへ変貌しようとしている.CPUの競争よりも,GPU (Graphics Processing Unit) の競争が激しいみたいだし,さらに物理シミュレーションを高速化するPPU (Physics Processing Unit) も登場してきた.3Dゲームの世界の驀進は留まるところを知らないようだ.しかし,こういうヘテロなマルチプロセッサ構成を使いこなす技術にはまだまだ未踏の地がある.みんなそこへ走り出そうとしているが,松本君もそこへ踏み込む一つの提案をしている.
 3D物体の2D化にはラスタライズ法とレイトレーシング法が典型的に使われる.それを統一的なインタフェースのもとで適材適所に使い分け,使いやすさと品質の高さをうまく両立させることが狙いであるが,プロジェクトの名前の通り,GPUとPPUをうまく連携させることが技術的なポイントであろう.オーディションでの受け答えに,それをやってのけるポテンシャルの高さを感じることができた.




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