IPA


公募結果一覧へ

 



2006年度下期 未踏ソフトウェア創造事業  採択案件概要

 


1.担当PM

  河野 恭之 PM (奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科 助教授)


2.採択者氏名

開発代表者

玉田 大輔 (大阪大学 工学部応用理工学科 )

共同開発者

大矢 正 (()コメット勤務 )

力石 武信 (大阪大学大学院工学研究科 知能機能創成工学専攻 博士後期過程に在学中 )

中西 英之 (大阪大学大学院工学研究科 知能機能創成工学専攻 助教授 )


3.プロジェクト管理組織


  テクノロジーシードインキュベーション株式会社


4.採択金額


  5,875,000


5.テーマ名


  GPS携帯を利用する参加型仮想都市構築システムの開発


6.関連Webサイト


  なし


7.申請テーマ概要

 衛生写真や航空写真によって上方向から都市を見ることのできる地図サービスは一般的である.このようなサービスに対して,街中で撮影された写真によって建物を横方向から見ることのできる仮想都市には,

1)地域色が分かり易く不動産サービス等に有用である,

2)ウェブに情報が載っていない小規模施設の探索が可能になる,

3)画面表示と目の前の風景とを対応させ易いので直観的な歩行者ナビゲーションが可能になる,

といった優位性がある.だが既存の仮想都市は,大都市の主要交差点周辺といった非常に限定された領域しかカバーしておらず,都市空間の広範囲をカバーするような大規模仮想都市は未だ実現していない.仮想都市の構築にはデジタルカメラや車載カメラで道路沿いの画像を収集する作業が必要であり,これを広範囲にわたって行うと構築コストが莫大になるからである.これを解決する手法として,GPS・カメラ付き携帯電話が普及しつつある現状を背景に,多数のインターネットユーザが携帯電話で撮影した写真を,その位置情報を用いて地図上に配置するシステムを開発する.既存の同様のサービスはどれも,地図から写真にリンクを張ったり地図に写真を重ねて表示したりするだけであり,写真同士の位置関係が分かりにくく仮想都市と呼ぶにはほど遠い.本テーマで開発するシステムによって,多数のユーザの協働による参加型の仮想都市構築が可能となる.仮想都市のニーズが非常に高い大都市中心部では専門業者による構築が実施されるであろうし,人口密度の低い地域ではニーズも低いであろう.本テーマで開発するシステムの対象はその中間,すなわち郊外地域や中規模都市の仮想都市構築である.


8.採択理由

GPSケータイがら撮影された画像群をボトムアップに収集して都市画像マップを生成するという目論見である.実証実験を条件として採択し,その心意気の実現を見届けたい.




  ページトップへ   

 

 

 


  Copyright(c) Information-technology Promotion Agency, Japan. All rights reserved 2004