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2006年度下期 未踏ソフトウェア創造事業  採択案件概要

 


1.担当PM

  並木 美太郎 PM (東京農工大学大学院 共生科学技術研究部 助教授)


2.採択者氏名

開発代表者

蓑輪 太郎 (株式会社 はてな RSSディレクタ )

共同開発者

なし


3.プロジェクト管理組織


  日本エンジェルズ・インベストメント株式会社


4.採択金額


  7,300,000


5.テーマ名


  Mona OSにおける次世代Schemeシェルの開発


6.関連Webサイト


  http://www.monaos.org/


7.申請テーマ概要

現在私が中心となって開発している自作OSである、Mona OSにおける次世代Schemeシェルの実装を提案します。

Mona OSは完全フルスクラッチで書かれた国産オープンソースOSであり、現在2つのGUIを備えネットワーク対応などが進むなど、日本のオープンソースコミュニティの中で活発に開発がすすんでいるOSです。

そのMona OSに柔軟なSchemeベースのシェルを実装するのが今回の提案です。

本来シェルは、ユーザーとOS機能の橋渡しをするという重要な役割な持つにも関わらず、歴史的経緯によりLinuxでは sh/bashなどがWindows では DOSライクなCMD.EXEが使われており、とても使いやすいとはいえず、進化が止まっている部分であると考えます。

そこで昨今、Webアプリケーションのプログラマを中心にその良さが再発見されている関数型言語である Scheme OSの「デフォルトシェル」として実装します。

例えば今までの bash であれば、find -name "*.h" | xargs grep 'void sub()'という記述をする場合は(grep "void sub()" (find "*.h"))のように柔軟で再利用しやすい形で書けます。

Schemeシェル自体は需要があり、Scshという既存の実装がありますが、「デフォルトのシェル以外は良いものであってもなかなか普及しない」「configure sh が使われるように全てのユーザーが共通としてもつツールでないと意味がない」という点であまり流行っていません。

これを独自の国産OSで、デフォルトのシェルとして実装/普及させることに未踏性があると考えます。


8.採択理由

 日本国内では、OS開発のプロジェクトは学術分野でも多くない上に、草の根的にOSを開発しているプロジェクトは数えるほどしかない。Mona OSは2ちゃんねるで有名であるが、このMona OSをより普及させる手段として、Scheme シェルを搭載し、Mona OSをより洗練されたものにする提案である。草の根OSOS開発プロジェクトとして、未踏性があることから、採択とした。




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