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2006年度下期 未踏ソフトウェア創造事業  採択案件概要


 




1.担当PM

  千葉 滋 (東京工業大学大学院 情報理工学研究科 助教授)




2.採択者氏名

開発代表者

寺田 努 (大阪大学 サイバーメディアセンター講師 )

共同開発者

宮前 雅一 (株式会社国際電気通信基礎技術研究所 研究員 )




3.プロジェクト管理組織


  日本エンジェルズ・インベストメント株式会社




4.採択金額


  6,000,000




5.テーマ名


  ウェアラブルコンピューティングのためのイベント駆動型ミドルウェア開発




6.関連Webサイト


  なし




7.申請テーマ概要

コンピュータとセンサを装着することで体験記録や人の能力拡張,便利な道案内などさまざまなアプリケーションが実現できるウェアラブルコンピューティングへの期待が高まっている.一方,ウェアラブルコンピューティングでは,一般のモバイルコンピュータやデスクトップコンピュータと異なり,(1)装着するセンサの種類や入力デバイスなど装着する機器が人によって異なり,アプリケーションがその多様性に対応する必要がある,(2)多様なデバイスを長時間バッテリ駆動で使用するため,電源ONにするデバイスを動的に切り替えるなど省電力を考慮したアプリケーションを構築する必要がある,(3)どこに行っても自分専用のコンピュータを使ってサービスを受けるため,その場その場でアプリケーションの入替えや更新を行う必要がある,といった特徴がある.これらの特徴をアプリケーションプログラマが実装するのは技術的にも負荷的にも困難であるため,本プロジェクトではこれらの機能を有する,ウェアラブルコンピュータのためのミドルウェアの開発及び一般公開を目的とする.具体的には,提案者らがこれまで開発してきたミドルウェアであるA-WEARシステムを拡張し,またプラグイン開発等の情報を公開することで,センサやアクチュエータを扱うウェアラブルシステムを開発するプログラマが容易にアプリケーションを開発できる環境を提供する.A-WEARシステムはECAルールと呼ぶイベント駆動型ルールの集合でアプリケーションの動作を記述し,デバイス構成の変化や新たなサービスの受信をトリガとしてアプリケーションを記述できるため,上記の特徴を備えたウェアラブルシステムが容易に構築できる.




8.採択理由

さまざまなセンサーを備えたウェアラブルコンピュータの基盤ソフトウェアを作ろうという試みである。実現しようとしている機能は、それほど目新しいものではないが、現在、ウェアラブルコンピュータの分野では試作のために研究者が手軽に利用できる基盤ソフトウェアはなく、本テーマの意義は深い。計画内容も、現在申請者らがすでに利用している基盤ソフトウェアを改良、品質を高め、ドキュメントを整備するというものであり、実現可能性も高いと考えられるので採択が適当と判断した。



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