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2006年度下期 未踏ソフトウェア創造事業  採択案件概要


 




1.担当PM

  高田 浩和(株式会社ルネサステクノロジ)




2.採択者氏名

開発代表者

吉川 彰一 (フリー )

共同開発者

なし




3.プロジェクト管理組織


  株式会社メルコホールディングス




4.採択金額


 3,938,000




5.テーマ名


  FlexRayのシミュレーション環境と共通APIの開発




6.関連Webサイト


  なし




7.申請テーマ概要

・背景と目的

 近年自動車のコストに占める割合の内、電子部品がますます増加傾向にあり、それに伴いソフトウェアの開発コードも増加傾向にあります。開発コストが増大する一方、より低コストで品質のいいソフトウェアが求められており、その矛盾を解決するためにもソフトウェアの共通化や開発環境の整備は急務です。また、その電子部品をつなぐ車載LANで、現在の標準的なCANは、データの通信方式や速度から、次世代車両に利用するには性能不足が懸念されています。

 以上のことより、本テーマの目的は、次世代車載LANプロトコルとして注目されているFlexRayの開発環境の整備とFlexRayの普及に貢献することです。

・開発内容

 WindowsLinux上でFlexRayのシミュレーション環境を提供することで、ソフトウェアの開発効率を向上させます。また、FlexRayを扱うための共通APIを定義して、シミュレーション環境で開発されたソースコードをターゲットプラットフォームでも流用可能にします。WindowsLinuxである程度の開発を進められることによるコスト削減と共通APIのライブラリ化によるソフトウェアの安定性が期待できます。




8.採択理由

 FlexRayは今後普及の見込まれる次世代車載LANプロトコルであり、そのソフトウェア開発環境整備についてのニーズは大きいと考える。開発者は、携帯電話アプリケーション開発の経験から、共通APIPC上で実行可能なシミュレーション環境が組み込みソフトウェアの効率的な開発を行う上で極めて大きなインパクトを持つとして、FlexRayのアプリケーション開発にもこのような手法を持ち込むことを提案している。FlexRayシミュレータを開発することでFlexRayアプリケーションの開発効率が格段に向上し、FlexRay共通APIライブラリを提供することでソフトウェアの共通化を図ることが可能になると期待できる。

 実際のFlexRayアプリケーション開発にどの程度利用できるかは未知数であるが、新たなアプローチであり未踏性が高いことから、未踏プロジェクトとして採択することは適当と判断した。採択に際しては、開発内容と開発形態については申請時点からの変更があったことから、開発予算については見直し(減額)を行った。



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