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・背景と目的
近年自動車のコストに占める割合の内、電子部品がますます増加傾向にあり、それに伴いソフトウェアの開発コードも増加傾向にあります。開発コストが増大する一方、より低コストで品質のいいソフトウェアが求められており、その矛盾を解決するためにもソフトウェアの共通化や開発環境の整備は急務です。また、その電子部品をつなぐ車載LANで、現在の標準的なCANは、データの通信方式や速度から、次世代車両に利用するには性能不足が懸念されています。
以上のことより、本テーマの目的は、次世代車載LANプロトコルとして注目されているFlexRayの開発環境の整備とFlexRayの普及に貢献することです。
・開発内容
WindowsやLinux上でFlexRayのシミュレーション環境を提供することで、ソフトウェアの開発効率を向上させます。また、FlexRayを扱うための共通APIを定義して、シミュレーション環境で開発されたソースコードをターゲットプラットフォームでも流用可能にします。WindowsやLinuxである程度の開発を進められることによるコスト削減と共通APIのライブラリ化によるソフトウェアの安定性が期待できます。
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