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2006年度下期 未踏ソフトウェア創造事業  採択案件概要

 


1.担当PM

  黒川 利明(株式会社CSKホールディングス CSKフェロー)


2.採択者氏名

開発代表者

石原 省平 (会津大学 コンピュータ理工学部3年 )


共同開発者

 

 

:射場本 健彦 (慶應義塾大学 総合政策学部4年 )

 


3.プロジェクト管理組織

 


  日本エンジェルズ・インベストメント株式会社

 


4.採択金額


  7,300,000


5.テーマ名


  ニューラルネットワークを応用したデータマイニングソフトウェアの開発


6.関連Webサイト


  なし


7.申請テーマ概要

機能概要

本ソフトウェアは、NNからSVMARMAGARCHといったモデルまで、プラグインとして幅広く取り込み可能に設計された柔軟なベースシステムを基本とし、金融機関のバックオフィスシステムとして活用できるようカスタマイズされた機能を保持し、データマイニングの柔軟性と効率化を追及するものである。

 

ソフトウェアの新規性

・ 従来にないデータマイニングツールであること

 

本ソフトウェア開発の着手にあたって、協力的な大手機関投資家のファンドマネージャー等に対し、多くのヒアリングを行っており、データマイニングツールへの需要そのものが高いことを確認した。

 

  NNをはじめとする各種モデルには、定量的なデータのみならず定性的なデータへのマイニングへも有効なものがあり、定量的なデータと定性的なデータを組み合わせたマイニングにも有効に作用するとされる。

 

 しかし解析過程がブラックボックスのモデルを採用したマイニングツールは、信頼性に欠けるという懸念から特にわが国の金融分野においては導入・活用が遅れているという点は否めない。そこで我々は、研究者や実務家が自らモデルを開発・実装可能であること、そしてグラフィカルに処理過程と結果が理解しやすいこと、この二つに重点を置き、開発を進めることとする。

 

 また、従来のマイニングシステムによる、ユーザがデータを最適化しなければ有効性の高い結果が摘出できないという手間、それによる不正確な予測結果の生成を抑えるため、エンジン製作の段階から定性的データにも適した仕様製作を行った。

 

ユーザの正確な要求を解析エンジンに伝達するためのエラーデータの可視化や、検索機能を重視し、機能の欠落やデータ項目の欠損に起因する手戻りなどを未然に防ぎ、最小限に抑えることができるようにカスタマイズされたソフトウェア構築を目指している。

 

 作業工程、予測結果等の表示にあたっても要求事項の整理、検索を容易にするための表示手法を採用した。


8.採択理由

広い意味のデータマイニングツールは、申請者も述べているように、要求開発に有用だ。元々の提案は、金融工学に特化しており、望ましくはない。要求への適用可能性を評価して採用とした。




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