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2006年度下期 未踏ソフトウェア創造事業  採択案件概要

 


1.担当PM

  美馬 義亮 PM (公立はこだて未来大学 システム情報科学部 助教授)


2.採択者氏名

開発代表者

任 向実 (高知工科大学 情報システム学科 助教授 )

共同開発者

殷 継杉 (高知工科大学 大学院工学研究科 基盤工学専攻 博士後期課程 情報システム工学コース )

土田 智章 (高知工科大学 大学院工学研究科 基盤工学専攻 修士課程 情報システム工学コース )

劉 傳義    (高知工科大学 大学院工学研究科 基盤工学専攻 博士後期課程 情報システム工学コース )


3.プロジェクト管理組織


  ポトス株式会社


4.採択金額


  4,000,000


5.テーマ名


  ペンとタブレット対話環境のための基本的なユーザインタフェースソフトウェアの開発


6.関連Webサイト


  http://www.info.kochi-tech.ac.jp/ren/PenProject


7.申請テーマ概要

ヒューマン・コンピュータ・インタラクションの大きな流れが人類の有史以来自然界とのインタラクションにより形成されてきた認知スタイルと考えられ,ペンインタラクションはこのような認知スタイルを代表する形式の一つとも言える.そのため,ペン一本で全操作できるパソコンは多くの研究者たちが昔から追い求めてきた夢である.ペンによる自然な入力と編集と同時に,コンピュータの処理能力も利用できれば,人間の様々な活動の効率が大幅に上がる.しかしながら,ペンコンピュータの市場は依然として低迷を続けている状態である.原因のひとつとして,ペン入力の優位性はまだ十分に見出されておらず,ペンの特長を十分に生かしたソフトウェアが存在していないからである.市場の多くのアプリケーションは単なるキーボードとマウス用の操作法をそのまま流用しているため,ペン入力自身の対話モデルは WIMP (window, icon, mouse/menu, pull-down menu/pointer) 程度にとどまっている.故に,ペン入力ユーザインタフェースの設計者に提供できる,ペンの特長を生かした操作法が肝要である.そこで,提案者らは,ペンとタブレットの対話環境に基づいた基本的なユーザインタフェースソフトウェアを開発することにした.具体的には,ペンの特長(柔軟性,曖昧性,自由性,利便性,モバイル,直接指示・操作)を生かし,ペンに適した,スクロール操作法,Zooming操作法,ターゲット選択技法(シングル,マルチ),編集用ジェスチャ,モードの切り替え機構(インクの入力と選択などの操作の切り替え)などを研究開発する.また,“作った”ことのみにとどまらず,評価実験を行ったうえでそのインタフェース(各操作法)の有効性を実証する.


8.採択理由

開発者はペン入力ユーザインタフェースの研究者である。これまで、ペン入力システムが大きく普及するに至らなかった理由は、キペン入力とは似て非なるポインティングデバイスであるマウス、およびキーボードを前提としたユーザインタフェースの影響が多いとして、タブレットに特化したユーザーインタフェースを再構築しようとしている。ここでは、新たな入力装置の可能性を示し、巷間にこれらを普及させるための足がかりとなるプログラムの作成と公開を活性化させる活動を支援するものとして採択をおこなう。




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