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Eコマースと称されるインターネットを媒介とした販売システムが数多く登場した。莫大な商品数とその全てへのアクセス可能性こそが店舗販売やテレビ通販では到底なしえなかったEコマースならではの絶対的な強みでありこれ自体は買い手にとって有益な事なのだが、増え続ける情報を情報として待機させたまま放置しているがために買い手が求める情報に辿り着くまでの労力もそれに比例して増え続けるという必然的な困難が生じている。膨大な商品数の中から繰り返し検索をかけながら目的の商品を絞り込むか、細分化された階層構造を一つ一つ下りながらその中で商品を探すといった能動的かつ非効率的な行動をとらない限り商品を手にするステップにすら到達できつけない。結局、売り手本位な市場が形成されていることとなる。
そこで我々が提案するのは、ソーシャルデパートメントシステム(SDS)とはEコマースにSNSを導入した画期的なシステムである。各ユーザは仮想的なデパートを与えられ、各フロアに好きな店を自由に配置して自分のデパートをカスタマイズできる。ユーザ間のリンク関係によってデパート同士が結びつき各ユーザ独自の仮想的な街ができあがる。この仮想的な街中を歩き回るように、買い物をできるようにすることが我々の使命であると考えている。
これを実現する為に、Realtime User Satisfying System(RUSS)を提案する。これは、ユーザの空気を読んで、どのタイミングで何の商品をプッシュするかを推測するエンジンである。このエンジンを実装することが、これまでのネット上での能動的なショッピングから、リアルに近い受動的で楽しいショッピングを可能にする。
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