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Webの傾向を鑑みるに複数のサービスが今後連携していくことは用意に予想されうる。複数のサービスが連携するサービスにおいて、個人情報の扱い方は非常にシビアな問題点である。従って、例えば複数サイトのカレンダー情報の統合等は現在のWeb技術では実現されえないのだ。この様に複数のサービス業者が存在していくと考えられる今後のWeb環境ではユーザの情報をどう取り扱うか、が大きな焦点となるだろう。
一方で、ユビキタス環境へ向けて我々の周りには今後、様々な情報端末が普及していくだろう。その多くはスモールデバイスであると考えられるが、現在最も一般的に普及している情報端末である携帯電話におけるブラウジングは質の高いものとは言えない。
このように、現在のWeb技術は、Webサービス連携上の致命的な問題点を抱えている。加えて携帯電話でのブラウジング方式にも明らかな矛盾を抱えつつサービスが展開されているのが現状なのである。
複数CP間コンテンツコラボレーションが可能なWeb世界を実現するため、クライアントサイド情報管理方式(CSIM)という解決手法を提案する。本手法は、クライアントサイドに個人情報を保存しておき、個人情報にかかわる部分についてはクライアント側で管理させるといったものである。各コンテンツプロバイダは、このクライアント側にある情報を中心として、間接的に通信をすることで連携して一つのコンテンツを配信することができる。この為にはクライアントを媒介とした複数のコンテンツプロバイダ間の新しい通信言語が必要となる。この新しい通信言語は各コンテンツプロバイダからクライアントへ送信されるものであり、コンテンツ自身と同じ流れである。
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