IPA


公募結果一覧へ

 



2006年度下期 未踏ソフトウェア創造事業  採択案件概要

 


1.担当PM

  北野  宏明PM(ソニーコンピュータサイエンス研究所)


2.採択者氏名

開発代表者

堀田 創 (慶応義塾大学大学院 後期博士課程1年 )

共同開発者

野澤 貴  (慶應義塾大学大学院 修士課程1年)


3.プロジェクト管理組織


  有限会社アカデミア


4.採択金額


  8,000,000


5.テーマ名


  クライアントサイド情報管理方式による携帯ブラウザの開発


6.関連Webサイト


  なし


7.申請テーマ概要

Webの傾向を鑑みるに複数のサービスが今後連携していくことは用意に予想されうる。複数のサービスが連携するサービスにおいて、個人情報の扱い方は非常にシビアな問題点である。従って、例えば複数サイトのカレンダー情報の統合等は現在のWeb技術では実現されえないのだ。この様に複数のサービス業者が存在していくと考えられる今後のWeb環境ではユーザの情報をどう取り扱うか、が大きな焦点となるだろう。

一方で、ユビキタス環境へ向けて我々の周りには今後、様々な情報端末が普及していくだろう。その多くはスモールデバイスであると考えられるが、現在最も一般的に普及している情報端末である携帯電話におけるブラウジングは質の高いものとは言えない。

このように、現在のWeb技術は、Webサービス連携上の致命的な問題点を抱えている。加えて携帯電話でのブラウジング方式にも明らかな矛盾を抱えつつサービスが展開されているのが現状なのである。

複数CP間コンテンツコラボレーションが可能なWeb世界を実現するため、クライアントサイド情報管理方式(CSIM)という解決手法を提案する。本手法は、クライアントサイドに個人情報を保存しておき、個人情報にかかわる部分についてはクライアント側で管理させるといったものである。各コンテンツプロバイダは、このクライアント側にある情報を中心として、間接的に通信をすることで連携して一つのコンテンツを配信することができる。この為にはクライアントを媒介とした複数のコンテンツプロバイダ間の新しい通信言語が必要となる。この新しい通信言語は各コンテンツプロバイダからクライアントへ送信されるものであり、コンテンツ自身と同じ流れである。


8.採択理由

携帯からのネットの利用に関しての統合化と個人情報の保護に関する提案である。日本を中心に広く普及している携帯コンテンツのありように一石を投じる可能性のある展開が期待できる。

(注記:堀田と平野は、既に終了した未踏の採択者であり、今回が二回目の採択である。前回の未踏での経験に基づき開発・事業内容を発展させた提案であり、これらの提案を引き続きフォローすることにより、最終的な形のあるものにまとめていきたいと思う。)




  ページトップへ   

 

 


  Copyright(c) Information-technology Promotion Agency, Japan. All rights reserved 2004