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2006年度上期 未踏ソフトウェア創造事業 成果評価報告書(プロジェクト全体について)



 プロジェクトマネジャー: ウィリアム 齋藤 (株式会社フォーバル 取締役副社長)

 

 


1.プロジェクト全体の概要


あらゆるもののデジタル化が進み、それへの依存度が増すにつれ、生産性が高まる一方で、セキュリティの問題に起因するさまざまな不都合の発生する確率が大幅に高くなるだけではなく、その不都合がさらに大きな問題を引き起こすことが予想される。今日のインターネットの方式がさまざまなレガシーアプリケーションから採用した古い方式に依存していることを考えると、新しいデジタル技術の進歩に固有の変化に対応できるセキュリティの方式論を新しく構築することが肝要である。この観点からすれば、当該プロジェクトの意図、目標および評価は、セキュリティへの係わり合いをできるだけ小さくしながら、デジタル技術による生産性向上の潜在力を十分に引き出す能力に根差したものであるといえる。

 




2.プロジェクト採択時の評価(全体)


当初、プロジェクトの採択にあたっては、まず現実的なセキュリティの実現目標が設定されているかどうかを基準にした。また、解決策がないテーマや問題を引き起こす解決策は採択しなかった。さらに、改良を提案するセキュリティ技術がいずれも差し迫った問題に対応でき、そのような改良が明らかに優れたものであることが重要な採択基準となった。また、採択プロジェクトは革新的で創造的でなければならないが、ある程度の製品性(商業価値)、市場性および1年以内に完成するというもっともな可能性を合わせ持つことを考慮した。最後に、新しいことを実施する方法や従前の概念やモデルを改良するセキュリティプロジェクトを特別重要視した。

 




3.プロジェクト終了時の評価


最終的な評価は、プロジェクトの初期の目標に対する達成率を基準とした。提供された文書の水準、プログラムコードの完成度、ユーザインタフェース、プレゼンテーション、変化への対応能力、完成度および有用性を重要視した。さらに、1) 初期設計の問題、抜け穴を発見することができ、2)このような問題に的確に適応し、対応や救済が可能なプロジェクトを大いに評価した。

 



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