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本プロジェクトは、応用ソフトウェアではなく、日本の独自ソフトウェアが少ないと言われている基盤ソフトウェアを中心としたテーマを公募した。OS、言語処理系などのシステムソフトウェア、ネットワークやセキュリティ確保のためのミドルウェア、ライブラリ、サーバソフトウェアは、上部層である応用ソフトウェアについてのキラーアプリケーションなどを含まないと商業的に成功しないこと、また、近年のオープンソフトウェアのムーブメントから一般に独自なものが作られにくくなっているが、これら基盤ソフトウェアは計算機システムの根幹をなすため、戦略的にはより一層重要性を増している。
本プロジェクトでは、OS、言語処理系、ミドルウェア、ライブラリ、サーバソフトウェアなどの基盤ソフトウェアについての人材発掘と育成を目的とし、「限界に挑む基盤ソフトウェア」というテーマについて、ネットワーク用のミドルウェア、プログラミング言語の処理系、認証系のミドルウェアを採用した。今回は、OSカーネルなどのソフトウェアシステムの最下層部のソフトウェアよりもむしろ、言語処理系、ネットワークミドルウェアなど、応用プログラマまたは一般利用者に何らかの形で関係するプロジェクトを中心に採択した。特に、応用範囲が明確でシステム構築を支援することを主眼としたテーマを採択した。
今期、採択したテーマは、コンパイラ開発基盤、P2Pによる動画配信ミドルウェア、VoIP構築のためのミドルウェアの全3件であり、言語処理系ないしはネットワーク関連のプロジェクトとなっている。
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