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複数ユーザ間の体験共有を介し
たコミュニケーションを支援するシステムを開発する。その手段として、各ユーザの「視点」に対して、互いに「書き込む」メ
タファを導入する。つまり、各ユーザが興味を持った対象やシーンを撮影した写真データをネットワーク上で共有し、その写真の上に文字や絵を書き込める環境
を提供するソフトウェアである。写真撮影機能、及び、書き込みのためのペンインタフェースを持ったポータブルパソコン上で利用することを想定している。
書き込みデータは写真データと共に、実時間で複数ユーザに共有される。したがって、ユーザ同士は、互いの興味の視点の相違を知ると同時に、互いの存在感
や注目対象を緩く知ることができる。そのことは、時空間的に分散した複数ユーザの体験共有を可能にし、そこから発展的なコミュニケーションを促す効果があ
ると考える。
写真上に書き込まれたデータは、写真(体験データ)の強力なインデクスとなる。また、写真撮影や書き込みがなされたときの状況データ(いつどこで誰が撮
影・書き込みを行ったか)も体験データを構造化する強力な手がかりとなるので、位置検出センサ技術の援用も行う。
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