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近年、ミュージアム資料に関す
る情報アーカイブスの構築が少しずつ行われるようになってきている。しかし、その多くが、組織や分野によってバラバラの
フォーマットで、それぞれ独立に構築されているため、組織横断的、分野横断的な検索ができず、非常に利用しづらいものになっている。また、そもそもアーカ
イブ化の目的が組織内の情報管理や一方的な情報提供に限定されているため、展示品、収蔵品の紹介記事を検索する程度のことしかできず、情報アーカイブスの
可能性を著しく制限している。
・自然財や文化財に関する情報を集積し、そこから様々な知識や視点を引き出すためには、誰もが自由に情報を登録したり、登録された情報を様々な角度から再
構成して仮想展示として提示したりできるような、開かれた「場」が不可欠である。そこで、仮想博物館プラットフォームを提案したい。
・仮想博物館プラットフォームは、データベース、および、データベース・アプリケーション群から成り、以下の特徴や機能を有するものとする。
(1)データベース・スキーマは、国際博物館会議のドキュメンテーション標準に従うものとする。
(2)情報管理(登録・修正・削除と、ミュージアム支援として貸出管理)は、組織やプロジェクト毎に行えるものとする。
(3)情報検索は、組織横断的、分野横断的に行えるものとする。
(4)蓄積された情報をベースに、誰もが自由に仮想展示を企画・制作・公開できるよう、仮想展示制作支援の機能を有するものとする。
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