
2006年度上期未踏ソフトウェア創造事業 天才プログラマー/スー
パークリエータ


2006年度上期未踏ソフトウェア創造事業では、下記9名の開発者(敬称略)が優れた開発成果を残し、担当プロジェクト・
マネージャー
(PM)から高い評価を得て、IPAが「天才プログラマー/スーパークリエータ」と認定いたしました。
これら9名の「天才プログラマー/スーパークリエータ」には、2007年6月28日に開催する「IPAX2007」の会場にて認定証の授与式を行います。
(注)開発者の所属は認定時点の所属です。

(1)
遠藤 拓己 (メディアアーティスト)

 
(2)
野村 直之 (メタデータ株式会社代表取締役社長)


(3)
池長 慶彦 (ソニー株式会社)


(4)
首藤 一幸 (ウタゴエ株式会社 取締役 最高技術責任者)


(5)
松村 郁生(京都大学大学院 情報学研究科 修士課程2回生)


(6)
角 康之 (京都大学大学院 情報学研究科 准教授)


(7)
伊藤 冬子 (同志社大学大学院 工学研究科知識工学専攻 博士後期課程1年)


(8)
天白 進也 (同志社大学大学院 工学研究科知識工学専攻)


(9)
保呂 毅 (株式会社野村総合研究所 情報技術本部)


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「天才プログラマー/スーパークリエータ」については、IPAで「新規性(未踏性)」、「開発能力」、「将来の可能性」から基本認定基準を下記のように
定義し、これを基本に各プロジェクトマネジャーに具体的な認定基準を独自の観点から設定して評価いただいています。
未踏ソフトウェア創造事業に係る「天才プログラマー/スーパークリエータ」の定義について
| 基準項目 |
基本認定基準(注) |
スーパークリエータが生
み出す世界 |
| 新規性(未踏性) |
アイディア、発想力、独創力 |
学会で発表され学問的な認知が
ある。 |
国際学会発表回数
論文・学会誌掲載回数 |
| 開 発 能 力 |
創造力、企画・設計能力が高
く、
プログラムコーディングが早い。 |
ソフトウェアのデザイン能力が高い。
設計したデザインを短期間にプログラム
する能力を持つ。
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開発ソフトの処理・レスポンス
速度が高い |
| 将来の可能性 |
末恐ろしさを秘めている。 |
開発ソフトの有用性が高い。
市場ニーズが高い(使える)ソフトである。 |
事業化、商品化件数、
オープンソフト(ダウンロード数) |
(注)スーパークリエータの認定は、少なくとも基本認
定基準のいずれか1つ該当している場合とする。
各プロジェクト・マネージャー(PM)における「天才プログラマー/スーパークリエータ」認定の「評価基準」を以下に公開します。
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1.北野 宏明PMの評価基準

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オリジナルかつ大きな視野での重要事項を独自に開拓でき、その着想を実行できる人間。
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2.黒川 利明PMの評価基準

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「天才プログラマー/スーパークリエータ」の評価においては、一般の製品/サービスの評価におけると同様に、「驚き」をもたらせることを第一の評価としたい。それは、期待以上の成果であったり、予期しなかった方法による実現であったり、あるいは、他のそれこそ思いがけない側面かもしれない。第二には、期待効果が大きいこと。時間的な制約から、実際の効果測定にまではいたらず、予測部分が多くなることはやむをえないだろう。
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3.高田 浩和PMの評価基準

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以下の基準に基づいて評価を行った。
・実行力:プロジェクトを成し遂げようとする強い意志と情熱を持ち、周囲を巻き込みながらプロジェクトを継続し、遂行していくことができたかどうか
・スキル:アイデアを実装し具体的な形にすることのできる、並外れたプログラミング能力と極めて高いスキルを有するかどうか
・情報発信能力:開発の過程や成果をわかりやすく他者に示し、アピールすることができたかどうか。賛同者を得るべく、普及にむけての努力を行っているかどうか
・成果:期間内に当初の目標を達成し、期待した成果がえられたかどうか
これらの一部またはすべてを高いレベルで満足すると思われるプロジェクトの開発者を「天才プログラマー/スーパークリエータ」として認定する。 |
 
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4.千葉 滋PMの評価基準

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実用性のあるソフトウェアを開発したことや、開発したソフトウェアの品質が優れていることは当然として、さらにプロジェクトマネージャである千葉が過去に認定した者との相対評価で以下の基準のいずれかを満たした開発者を天才プログラマー/スーパークリエータに相当すると推薦する。
- 開発したソフトウェアが、新しいソフトウェアのジャンルを切り開く可能性を秘めている。
- 開発したソフトウェアを普及させるために、優れた企画を適切に立案し、周囲をまきこんで実行にうつせる。
- 開発したソフトウェアの機能あるいは品質、性能が従来のものより圧倒的に優れており、少なくない人々のコンピュータの利用の仕方を変える可能性がある。
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5.並木 美太郎PMの評価基準

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次の項目のいずれかまたは複数満たす開発者を天才プログラマー/スーパークリエータとして認定する。
(1) 未踏性の高いソフトウェアを開発した
(2) 実用性の高いソフトウェアを開発した
(3) 圧倒的なプログラミング能力を有している
(4) 高い研究能力を有している
(5) プロジェクトの成果により受賞した
(6) 開発にかける情熱が極めて高かった
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8.大川 恵子PMの評価基準

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・提案者(提案グループ)の開発力、実行力
・ソフトウェアがもたらす学びへの貢献を明確に認識していること
・国際的あるいはグローバルな視点
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9.河野 恭之PMの評価基準

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1)目標設定(提案時の目標に対する変更を含む)の独創性と妥当性
2)設定目標に対する開発成果の達成度
3)開発成果の社会的・技術的インパクト
4)開発者が代表者でない場合,上記に対する貢献度
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10.美馬 義亮PMの評価基準

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(1) 社会の中にまだ定着していない新たな概念にもとづくプロジェクトを完了し、利用可能なレベルのソフトウェアとして、初期の目標と同等またはそれを十分超えると認められる程度までの成果を達成したこと。
(2) 天才プログラマーはプログラミング能力が他のプログラマーと比較して十分勝っていると考えられる、ということを必要条件とする。
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