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2005年度未踏ソフトウェア創造事業(未踏ユース)  採択概要


 



1.担当PM


  筧 捷彦



2.採択者氏名


代表者

宇田 道信(電気通信大学

共同開発者

なし



3.プロジェクト管理組織


  リトルスタジオインク株式会社



4.採択金額


  3,000,000



5.テーマ名


  音楽を視覚的に認識する方法 及び ウダーの習得を支援するソフトウェアの開発



6.テーマ概要(応募時資料より)

 世の中には、ある曲を一度聴いただけでピアノ演奏で再現できる人がいる。多くの場合、彼らは英才教育で絶対音感を身につけてる。当提案は絶対音感を持たない素人でも訓練次第で彼らと同等あるいはそれ以上の能力を身につけるためのソフトウェア(以下、当ソフト)である。

*具体的な内容、動作
 まず当ソフトにmidiやmp3などの音楽ファイルを読み取らせる。すると本ソフトがそれを再生しながら音楽に合わせた映像を表示する。映像は、円柱状のトンネルを進んでいる様な映像がながれ、音符はトンネルの面に張り付いている。トンネルを進んでいくと、遠くにあった音符が近づいてきて、ある距離まで近づくと発音する。音程は円周上の角度で表現する。角度が変わると、それに合わせてリニアに音程も変化する。変化の割合は30度で半音、360度で1オクターブ変化する。このように円周上に音程を配置すると、すばらしく音のバランスを把握しやすくなる。 当ソフトを使って音楽を聴いていると、音楽と映像の関係を自然に覚えていき、ついには音楽を聴くと映像を想像できるようになるのである。ここまでくれば映像にしたがって楽器を演奏すればよい。これで目的達成である。なお、使用する楽器はウダーがもっとも適している。

*ウダーについて
 ウダーとは筆者が開発した小型の電子楽器である。ウダーにはらせん状に巻かれた線があり、これを押さえると音が鳴る。音程は押さえる位置によってリニアに変わる。変化の割合は30度で半音、360度で1オクターブである。ウダーと当ソフトはともに「円周上に音程を配置」している。当ソフトは、音楽を円周上に展開し、ウダーは、円周上を操作する事によって音楽を生み出す。  ウダーと当ソフトの関係はパソコンで言うとキーボードとディスプレイの様で、二つがそろうとより大きな力を発揮する。当ソフトにはウダーと組み合わせて使う音楽ゲームなどを搭載する予定である。



7.採択理由(担当PMからのコメント)

 提案者は,独創的な新楽器「ウダー」の開発者であり,なかなかにアイディア豊かな青年である。その「ウダー」を世に広め,音楽の楽しさを広範な人々に実感してもらいたい,という思いから提案されたプロジェクトである。コンピュータを使えば,音楽を現状の楽譜の形で なくとも提示できるはずだという,その志はよしとする。
 提案されている方式は,すでに試作もされているが,まだまだ粗削りで,目的を達成するレベルに仕上げるにはもう一歩踏み込んだ工夫が必要となる。実績からそれをやり遂げるだけの力量を期待しての採択である。




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