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システム実装には、Common Lispが用いられた。ユーザ・インタフェースは、メディア系のシステムのようなマウスを使ってグラフィックに操作するものではなく、基本的には、コマンド入力の形式をとる。見映えは、したがって、余り良いものではない。
しかし、不動点帰納法を用いた補題の発見と、仕様の検証という当初の目標は無事に達成できた。証明構造の図示は、利用者にとって有用なだけでなく、システム開発においても役立ったようだ。また、一般的にはなじみの薄い、代数仕様に基づいたこのような検証システムに対する、丁寧な説明書が作成されており、今後のシステム移植を含めた、拡張及び利用可能性が確保されているのは喜ばしい。
東北大学 外山教授,産業技術総合研究所 大崎システム検証研究センター長とから,専門家としての講評もいただいた。現時点での技術達成は評価されているが、実用化のためには、まだ多くの課題も残っていることが指摘された。
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