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2005年度下期 未踏ソフトウェア創造事業 成果評価報告書(プロジェクト全体について)


 プロジェクトマネジャー: 原田 康徳 (NTT コミュニケーション科学基礎研究所 主任研究員

 

 


1.プロジェクト全体の概要


プロジェクトの目的は,開発者各自が高い意識をもって目標を達成すること,開発者相互の関係を支援することである.年2回の非公開の合宿では,採択者だけでなく過去の当プロジェクトの開発者も招待し,議論を行った.20064月の合宿では,本制度に多くの開発者が関係している情報科学芸術大学院大学(IAMAS)の学生らと合宿参加者との間で意見交換会を行った。以上の結果,非常に良好な開発者相互の関係が築けたと思われる.また,成果報告会を公開で中島PM,竹林PMと共同で開催した.


2.プロジェクト採択時の評価(全体)


公募対象プロジェクトとして,1)人間の感性を高めるソフトウェア,2)プログラム可能な機械を新しい表現ととらえたソフトウェア,3)素人のためのソフトウェア,4)提案者がものすごい思い入れを持っていることに関係するソフトウェア,5)その他,をあげ,応募総数45件,内10件を採択した.審査基準は,開発結果が社会にあたえる影響が顕著であり,応募時にすでになんらかのデモが可能なある程度の準備がみられたものを採択した.また,採択金額を低くしても,本人のやる気が高いものを優先した。


3.プロジェクト終了時の評価

 

平均して、開発金額は非常に少ないものであった。そのような厳しい状況でも、本人たちの開発テーマに対する深い情熱が感じられ、開発資金が潤沢なシステムと比較してもまったく遜色のないシステムが多数完成した。開発資金が少なめで開発することの利点は、本制度の支援期間が終了しても、個人レベルでコツコツと開発を継続できるということである。今後の開発の継続に不安があるものは1件だけであり、将来の飛躍が大きく期待できるものばかりである。

開発者間の相互の協力関係も多数みられた。これらは今後の個々の開発における開発者の財産として生かされることになるであろう。

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