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ハードウェア認証チップを用いた認証基盤において、認証とアクセス制御のコードをOSやミドルウェアから分離し、ICチップから独立した実行環境を提供する基盤ソフトウェアの提案である。ハードウェア認証のアクセス制御チップと、その制御ソフトウェア群を開発する過程で得られた知見は、本提案のみならず、他の認証制御システムへの適用可能なアイデアを含んでいると判断し、採択した。
開発そのものは、高機能なCPUを内蔵したICチップを対象としており、高効率または高付加機能などを期待した。また、開発内容に、ICチップ管理を行なうためのハードウェアブラウザをあげており、実際にICチップを普及させるアイデアを含んでいたことも評価する。
ただ、対象としたICチップが特殊なこと、また、進捗などが今一つ芳しくなく、ICチップの操作系のミドルウェアは一応完成したが、管理ソフトウェア系までの完成度をあげることができていない点、また、全体の連携が不十分であり、全体としての完成度は低いのが残念な点である。今後も開発を続けて一つのまとまったものとして動作できるよう心がけてほしい。
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