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Eclipse などに採用されているものと類似のプラグイン指向の設計を従来のPoderosaに導入し、次のようなことを実現することを目標とする。
l ユーザが各自の目的に合った機能を選択的に搭載できるようにする
l ユーザ自身、あるいはユーザの所属する部署内専用の、特殊性の高い機能であっても単一の環境で動作することを可能にする
l 新規の開発参加者に必要とされる知識量を減らし、オープンソースモデルの利点である「必要な人が必要な機能を作る」プロジェクトとして運営可能にする
純粋なターミナルエミュレータとしては、採択以前でもPoderosaの完成度は既に比較的高い水準に達していたが、ユーザからのフィードバックを元に分析すると、将来の進化のためにはプラグイン指向の設計を導入することが必要である。その理由は、ユーザの新機能の要望の具体例として次のようなものが見られたからである。
l 複数のリモートホストが関係する作業を自動化する
l Webベースの管理ツールを使用する場合など、シェルだけでは完結できない作業までを統合する
l ユーザが、自社あるいは顧客の環境にあわせて独自に作成したGUIツールと連携する
これらは、必要性を感じているユーザは全体のうちのごく一部であるため、標準機能として搭載してしまうとその他の多数のユーザにとっては余計な機能がついたとしか感じられない上、開発側としても少数のユーザしか満足させられないので開発効率は悪くなってしまう。そこでプラグイン指向の設計の導入により、広範囲のユーザの要望を満たしつつ、単体アプリケーションとして機能過剰な重いものになってしまうことを避けることをねらう。
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